ドコモでんきに乗り換えるときの注意点は?ここは外さないで!

先に重要な注意点からお伝えすると、ドコモでんきに乗り換えても電気使用量が安くなるわけではありません

それでは、なぜ多くの人がドコモでんきに乗り換えるのか?それはポイントとして返ってくるからです。

一般的には電気料金は支払ったら終わり。後にも先にも何もありません。

しかし、ドコモでんきならdポイントが貰える。ある意味、割引が適用されているようなものなのです!

そこでこの記事では、ドコモでんきに乗り換える際の注意点についてお伝えしていきたいと思います。

どうせ支払う電気使用料を少しでもお得な形に変えたい人は参考にしてみてください!

ドコモでんきの乗り換え窓口

ドコモ公式特典 最大20,00ポイントが当たる大抽選キャンペーン(※2025/9/30 23:59まで)
GMO申込特典 8,000円キャッシュバック

ドコモ公式サイトでは抽選で最大20,000ポイントが当たるキャンペーンを実施しています。

ただし、抽選なんですよね。

その点、GMOとくとくBBでドコモでんきを申し込むと8,000円のキャッシュバック特典の対象となります。

適用条件をクリアし正しく申請すれば確実に入手できるキャンペーンとなります。

ドコモでんき 申込はこちら


※:特段記載がない限り、価格はすべて税込み表記です。
※:掲載内容は更新日時点の情報です。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。


ドコモでんきに乗り換えるときの注意点

ドコモでんきに乗り換えるときの注意について解説していきます。具体的には以下の4つです。

それでは、順番に説明していきますね!

注意1.電気使用量が安くなるわけではない

冒頭でも説明しましたが、ドコモでんきに乗り換える上で、おそらく最も重要な注意点は「電気使用量が安くなるわけではない」ことです。

以下をご覧ください!

契約アンペア ドコモでんき Mプラン Basic
(東京電力エリア)
東京電力 従量電灯B
基本料金(30A) 935円25銭 935円25銭
従量料金(第1段) 29円80銭 29円80銭
従量料金(第2段) 36円40銭 36円40銭
従量料金(第3段) 40円49銭 40円49銭

一般的な契約アンペアである30Aを並べて見ましたがどうです?一緒ですよね!

上記の例では東京電力エリアでしたが、この現象は北海道電力エリアだろうと、九州電力エリアだろうと変わらないのです。

もどこさん
新電力に乗り換えるからには当然安くなると思われがちですが、実はそうでもないのです!

注意2.電気料金が割高になる人が出てくる

ドコモでんきではオール電化向けのプランは用意されていません。それゆえ、オール電化住宅にお住いの方は注意が必要です。

オール電化向けのプランでは夜間の電気料金が割安になるのが一般的。その恩恵を受けている人は乗り換えないほうがいいと思います。

残念ながら、今のところドコモでんきでは時間帯で料金が変動するようには設計されていません。

そのため、ドコモでんきに乗り換えることで電気料金が割高になる可能性があります。

もどこくん
契約内容や使い方によるので全ての人が対象ではありませんが、少なくても割高になる傾向にあります。

注意3.プラン変更や解約はWeb上で手続きできない

乗り換え手順でも触れている通り、ドコモでんきに乗り換えるのは簡単。ユーザーはWeb上からエントリーするだけだからです!

しかし、契約プランの変更や解約となると話は別。Web上から手続きできないため、手間と時間がかかるのです。

変更や解約窓口 ドコモでんきセンター(ドコモの携帯電話専用窓口)
連絡先 #9795(無料)
受付時間 9:00~20:00(混雑時は繋がりにくい可能性あり)


窓口が基本、センターへの電話連絡になるので、プラン変更や解約する際は、時間に余裕をもった行動を心がけましょう。

注意4.作業時に立ち会いや停電の可能性がある

申込後に行われる工事 従来のアナログメーターからスマートメーターへの取替え工事
工事担当・日程 地域の電力会社が対応(工事日は電話・SMS・投函による連絡あり)
工事時に関する費用 取替えに伴う費用は発生しません。


ドコモでんきに乗り換え申し込みを行うと、上記のような工事が発生します。

原則、工事の立ち会いは不要になります。

ただし、一部のマンションではオートロックの解錠に立ち会いが必要になったり、取替え工事の際に一時的に停電が発生する場合があります。

もどこさん
工事内容はドコモでは分からないので何かあれば、地域の電力会社に確認するようにしましょう!

ドコモでんきに乗り換えで獲得できるベネフィット

安くならないなら、他にどんな恩恵が受けられるのでしょうか。

この見出しではドコモでんきに乗り換えることで獲得できるベネフィットについて紹介していきます。

それでは、1つひとつ説明していきますね!

1.ポイントがたくさん貯まる

地域の電力会社 ドコモでんき
Basic
ドコモでんき
Green
電気料金の還元率
dカードPLATINUM
1% 最大2% 最大20%
電気料金の還元率
dカードGOLD・GOLD U
1% 最大2% 最大10%
電気料金の還元率
dカード
1% 最大2% 最大5%

たとえば支払いにdカードを用いる場合、地域の電力会社よりもドコモでんきを使ったほうがポイントは最大で20倍付与されることになります。

カードの種類に応じて還元率が高くなる仕組みとなっているため、上位クラスのdカードをお持ちの方ほどdポイントがたくさん貯まります。

それとエコに関心のある人ほどお得になる仕組みです。

2.環境負荷軽減に貢献できる

ドコモでんき Basic Green
プランの特徴 品質そのままでポイントが貰える 再生可能エネルギー比率実質100%
おすすめな人 使用量の少ない単身者 使用量の多いファミリー
電気の種類 これまでと同じ 太陽光・風力・地熱などを活用

※:LNG火力などの電源に非化石証書を使用することで、CO2排出量実質0を実現


Grennプランでは、積極的に再生可能エネルギーを活用しています。

そのため、地域の電力会社からドコモでんきに乗り換えるだけで環境保護に貢献できます。

昨今、色々な場面で「SDGs」という言葉を耳にしたり、お勤め先によっては実際に活動している方もいるでしょう。

ドコモでんきGreenでSDGsに参加できる。個人レベルで取り組める貴重なサービスとなっているのです!

3.申し込む時間や手間が減らせる

ドコモでんきに乗り換える際、いま契約している電力会社での解約手続きは不要です。

なぜなら、申し込み1つで全ておまかせできるからです。

もちろんドコモショップに行く必要もありません。お家でインターネット経由で「エントリーボタン」をポチッとするだけです。

ちなみに代理店であるGMOとくとくBBでドコモでんきを申し込むと、折り返しの電話に必要なことを伝えるだけでOKなので手間なくラクです!

もどこくん
加入でdポイントの他にGMOとくとくBBでキャッシュバックまで貰えます。

4.支払いも使用量もまとめて管理でラクできる

ドコモでんきでは「マイページ」か「ドコモでんきアプリ」で目安となる料金と使用量が確認できます。

しかし、docomoスマホで利用している「My docomoアプリ」だともっと便利で、確定金額と使用量がスマホと合わせて一括管理できます。

もちろんドコモ光を使っていればドコモ光も。まるっと管理できるのでラクちんなのです!

もどこさん
管理するサービスが増えるほど、スマホのアプリも増えていく傾向にありますよね。できるだけスマホにアプリを追加したくない人にピッタリです♪

5.スマホの利用料が節約できる

割引サービス ドコモでんきセット割
割引対象 「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」「ドコモ mini」の4プラン
割引額 適用期間中ずっと110円/月の割引

ドコモでんきは、対象のdocomoスマホとセットにするとスマホの利用料が割引になります。

たかが110円と侮るなかれ!割引になるのは各回線に対してなので、家族でdocomo利用台数が多いほど、その効果は大きくなります。

ちなみにドコモでんきのメリットとデメリットの記事では、スマホ利用料の節約について、もっと詳しく解説しています。

6.ポイントがもっと貰えるサービスが活用できる

実はドコモには、ドコモでんきのポイント還元率を上げるもう1つの仕組みがあって活用するとdポイントがもっと貰えます。

その答えはドコモガス。どれくらい増えるか以下をご覧ください。

ドコモでんき
Basic
ドコモでんき
Green
電気料金の還元率
dカードPLATINUM
2% → 4% 最大12% → 最大14%
電気料金の還元率
dカードGOLD・GOLD U
2% → 4% 6% → 8%
電気料金の還元率
dカード
2% → 4% 4% → 6%

仮に電気使用量が月10,000円としたら200ポイント増。電気代の上昇が気になる昨今、少しでも取り戻せたらと思いますよね。

スマホの対象プランにdカードの組み合わせが必要になりますが、どうせ支払う費用なのでセットにしポイントをたくさん貰うほうが賢明です!

ドコモでんきの乗り換えるときの手順はたったの4ステップ

ドコモでんきに乗り換えるときの手順は簡単!以下、たったの4ステップで完了します。

それでは、順番に説明していきますね!

ステップ1.検針票を手元に用意

  • 供給地点特定番号
  • お客さま番号

ドコモでんき申し込みで必要なものは上記の2つです。

検針票を手元に用意しておくと、どちらの番号もすぐに確認することができます。

供給地点特定番号は左上、お客さま番号は右下に掲載されています。

もどこくん
検針票以外にもマイページで「地域拠点特定番号」と「お客さま番号」を知る方法もあります。

ステップ2.専用ページからエントリー

まずは上記の専用ページにアクセスします(クリックすると別ウィンドで開きます)。

アクセスしたら「エントリー」ボタンをタップします。

連絡希望日時の選択、供給地点特定番号とお客さま番号を入力したら、あとはGMOとくとくBBのオペレーターから連絡を待つだけです。

ただし注意3でも説明した通りプラン変更をあとから行うのは少し面倒なので、電気が現状不足していると感じたらアンペア容量を上げることも考えるといいでしょう。

ステップ3.オペレーターからの電話を受ける

オペレーターからの電話では、申込内容の確認や契約するアンペア容量などのヒアリングがあります。

疑問点や不明点があれば、この段階で確認するといいでしょう!

もどこさん
この電話をもってドコモでんきの申し込みが完了となります。

ステップ4.ドコモからのSMS受信で利用開始

GMOとくとくBBのオペレーターとの電話が終わると、あとはドコモからの連絡を待つだけ。

連絡は基本SMSで届くので、メッセージが届いたら内容を確認し利用が開始できます。

もどこくん
ドコモでんき開通月の翌月には、申込時に入力したメールアドレス宛てにキャッシュバック特典の案内が届きます。その内容に従って手続きしましょう。

他社電力会社と比較してわかったドコモでんきが向く人

大手電力・新電力とドコモでんきの料金および特典を総合的に比較し、“どんな人が乗り換えると得をするか”を調査してみました。

ポイント還元を最大限活用できる人と、純粋な電気料金だけを重視したい人では選択肢が大きく異なるため、自分の価値観に合った指標で判断しましょう。

大手vs新電力vsドコモでんき|料金・特典の比較表

会社 基本料金 従量料金 主な特典
東京電力 1,247円 29.8円~40.49円 長期割引3%(2023年2月22日で新規受付終了)
楽天でんき 0円 36.85円 楽天ポイント0.5%
auでんき 1,246.99円 29.79円~40.48円 月の電気料8,000円以上で1%、8,000円未満で0.5%
ドコモでんきBasic 1,247円 29.8円~40.49円 dポイント最大2%
ドコモでんきGreen 1,747円 29.8円~40.49円 dポイント最大12%
Looopでんき 0円 30分ごとに変動 ギフト券貰える

※:東京電力の従量電灯B 40A相当で比較


主要5社を横並びに比較したところ、基本料金が0円で従量料金が高めの2社と基本料金は発生するけど従量料金は据え置きの3社という結果でした。

楽天でんきとLooopでんきは、使った分だけの請求になるため、春秋は他社よりも安く夏冬は他社よりも高くなる可能性が確認できます。

高くなるタイミングは抑え気味に、安くなるタイミングにまとめて電気を使うようにすると節約効果に期待できます。

一方東京電力はじめ、auでんきとドコモでんきは、電気料金を下げることはできなくてもポイントでカバーすることで節約効果が期待できます。

電気を使うタイミングを意識しなくてもいい点とポイント換算を含めた実質負担という面でみると、ドコモでんきが優勢となります。

楽天でんき・auでんきとのポイント還元率差

還元率を比較すると、楽天でんきは楽天ポイント0.5%、auでんきは毎月の電気使用料8,000円(税抜)が基準で以上だと1%、未満だと0.5%です。

一方ドコモでんきBasicが最大2%、Greenが最大12%(東京電力エリア)です。

ひと月あたりの電気代を1万円と仮定すると、楽天ポイントは50pt、Pontaポイントは100pt、dポイントは200pt/1,200ptとなります。

毎月の電気代が高額な人ほど、ドコモでんきを選んだほうが総還元率は多くなるでしょう。

  • ~5,000円/月:楽天・東京ガスが互角
  • 5,000~15,000円/月:ドコモでんきが優位
  • 15,000円以上:Greenプランで還元率アップ

電力自由化の流れとドコモでんきが選ばれる理由

電力自由化以降、参入企業は600社を超えましたが、燃料費高騰で撤退も相次ぎ“安さだけ”で選ぶリスクが顕在化しています。

ドコモでんきはNTTドコモという巨大基盤と、東京電力グループのENNETが電源調達を行うことで供給安定性を担保しつつ、ポイントという形で還元するハイブリッド型モデルを採用。

「安定×お得」のバランスが良いことが選ばれている最大の理由と言えます。

docomoユーザー以外でもご利用検討する価値はある?

  • dポイント消費先がある→キャリア不問で可
  • ポイントに興味なし→単価最安プランを検討
  • 通話・通信もドコモならメリットは最大化できる

結論から言えば、dポイントを“日常決済”で使い切れる環境があればキャリアを問わずメリットがあります。

ただやっぱりポイント失効リスクを考えると、dポイント加盟店での利用だけでなく、ケータイやドコモ光、ドコモでんきでも使いたい。そのためにはdocomoユーザーであるほうが安心です。

逆に、ポイントに興味がなく“とにかく電気代を下げたい”だけのユーザーはシンプルな従量単価が安い新電力を選んだ方が納得感が高いでしょう。



ドコモでんきの乗り換えでよくある質問

Q1.二重請求になったりしませんか?

ドコモでんきの乗り換えは、契約中の電力会社の解約と同時に行われます。

そのため、二重請求になることはありません。

Q2.ドコモでんきはどの地域からも乗り換えできますか?

離島および沖縄電力エリアを除く日本全国でドコモでんきに乗り換えができます。

Q3.ソフトバンクでんきからドコモでんきに乗り換えできますか?

ドコモでんきに申し込めば、ソフトバンクでんきからドコモでんきへの乗り換えが可能です。

ただし、あらかじめソフトバンクの会員ページで供給地点特定番号とお客さま番号を入手しておく必要があります。