ドコモ光×GMOのレンタルルーターどれがいい?
ドコモ光をGMOとくとくBBで申し込むと、1G用のルーターが無料レンタルできますが、モデルはどれがいいのでしょうか。
テクニカルな設定をせず、ネットに繋げればOKというシンプルな使い方なら「Aterm WX3600HP(NEC製)」がおすすめです。
なぜなら、甲乙つけがたい3モデルの中でも、ちょっとだけ広範囲でセキュリティ強度も高くできるからです。
読み進めていただければ、「どんなモデルがあるのか」「どれを選んだらいいのか」といった疑問はきっと解消できるはずです。
GMOのレンタルルーターで迷っているなら参考にしてみてください。
![](./img/20男b2 説明.png)
GMOとくとくBBでは、2024年4月からドコモ光向けの1G用レンタルルーターが、すべてWi-Fi6対応モデルに変更になりました。
2024年3月まで |
2024年4月以降 |
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Aterm WG2600HS2 |
Aterm WX3600HP |
WRC-2533GST2 |
WRC-X3200GST3-B |
WSR-2533DHP3 |
Archer AX5400 |
※:特段記載がない限り、価格はすべて税込み表記です。
※:2024年5月8日時点の情報で、最新のものと異なる場合があります。
GMOとくとくBBのレンタルルーターの基本スペックまとめ!
Aterm WX3600HP | WRC-X3200GST3-B | Archer AX5400 | |
---|---|---|---|
メーカー | NEC製 | ELECOM製 | TP-Link製 |
ルーター画像 | ![]() |
![]() |
![]() |
特徴 | 電波カバーエリアが広い | セキュリティ設定が簡単 | 最大通信速度が速い |
転送速度(最大)※1 |
5G帯:2402Mbps |
5G帯:2402Mbps |
5G帯:4804Mbps |
セキュリティ規格 |
WPA3-SAE |
WPA3 Personal(AES) |
WPA3 |
アンテナ方式 |
5GHz/2.4GHz 4本 |
5GHz/2.4GHz 8本 |
高性能アンテナ×4 |
サイズ(W×D×H)※2 | 51.5×215×200mm | 47×147×190mm | 59×189×200mm |
設置方法 | 縦置き・壁掛け | 縦置き・横置き | 縦置き・壁掛け |
※1:規格値であり、無線LAN規格IEEE802.11axの場合
※2:寸法はおおよそで、突起部やスタンド部は除く
まずは、各ルーターの基本的なスペックをまとめてみました。
どれも高性能で機能もほぼほぼ同じで、正直どのモデルを選んでも間違いないです!
と言われても、いざ選ぶとなると迷っているから、この記事を読んでいただいてるんですよね^^;
そこでつぎの見出しでは、各モデルを深堀りしおすすめポイントをお伝えしたいと思います。
Aterm WX3600HP(NEC製):WiFi電波が広範囲で安定
Aterm WX3600HPは、NEC独自技術のハイパワーシステムで広範囲に電波が届くことが特徴のWiFiルーターです。
従来品に比べ送受信エリアが広くなるので、いままでWiFiが届かなくて諦めていた部屋でもネットが使えるようになるかもしれません。
要するに電波強度が良くなるということは、より通信が安定するはずなので、ネットに繋いだとき早く感じる可能性もあります。
また、電波の届きやすい2.4G帯の速度が3モデルの中では規格上最も速いのも注目ポイント。
NECの独自技術との組み合わせで、これまで電波の届きにくかった部屋でもネットができる可能性が出てくるのです!
![](./img/20男b2 説明.png)
Atermといえば、昔からあるNECの代表的なシリーズで、品質もさることながらその技術的なノウハウにも定評があります。
安定を求めるならAterm WX3600HPを選んでおけば、まず間違いないでしょう。
ハイパワーシステムとは、無線パターンロス軽減によるノイズ削減、制御チューニングの最適化などです。
引用元:Aterm WG2600HS2 | 製品一覧 | AtermStation
WRC-X3200GST3-B(ELECOM製):セキュリティ強化が簡単
WRC-X3200GST3-Bの特徴は、トレンドマイクロの「スマートホームネットワーク機能」が搭載されていることです。
スマートホームネットワーク機能とは、インターネットに潜む脅威から守ってくれる役割があり、主な機能はつぎの3つです。
- 悪質なウェブサイトをブロック
- 脆弱性を狙う攻撃に対する防御
- C&Cサーバへの接続をブロックし情報漏洩を防ぐ
※絶対的な効果が保証されるものではありません。
WRC-X3200GST3-Bに接続するすべての機器に対し有効なので、パソコンやスマホ、ネットワーク家電のセキュリティ対策も強化することができます。
もちろん他のモデルでもセキュリティ設定はできますが、本機能は何より使い方が簡単。初期設定でONになっているので新たに設定することはないのです!
![](./img/20男b2 説明.png)
ZOOM会議やオンライン学習などビジネスデータを優先するような設定も簡単に行えます。セキュリティ面も含め、在宅やオンライン学習と相性のよいWiFiルーターと言えるでしょう。
C&Cサーバとは、ボットネットや感染コンピュータのネットワークに対し、不正なコマンドを遠隔で頻繁に送信するために利用されるサーバのこと。
引用元:コマンド&コントロール(C&C)サーバ|トレンドマイクロ
Archer AX5400(TP-Link製):最大通信速度が魅力
Archer AX5400は、3モデルの中で最も通信速度が速いことが特徴のWiFiルーターです(あくまで規格上です)。
これまでに紹介してきた「Aterm WX3600HP」や「WRC-X3200GST3-B」よりも倍速く、その性能は魅力的だと思います。
またAlexaと紐づけて音声で制御することができるのも他のモデルにはない特徴と言えるでしょう。
ただし回線自体(=ドコモ光)は、あくまで1ギガなので、それ以上の速度が出ることはありません。
まあそういう意味では、どのモデルを使っても速度に大きな差が生まれることはないとも言えます。
![](./img/20女b1 ノーマル.png)
普通に使うなら機能的にはどのモデルも同じなので、最終的にはデザインで決めてもいいかも。3モデルの中では最もスタイリッシュだと個人的には思います。
GMOとくとくBBのレンタルルーター5つのメリット
ここからは、GMOとくとくBBのレンタルルーターのメリットを紹介していきます。
具体的にはつぎの5つです。
それでは1つひとつ解説していきますね。
メリット1:3年間無料でレンタルできる
GMOとくとくBBでルーターをレンタルする場合、通常であれば月額330円の利用料がかかります。
しかしGMOとくとくBBからドコモ光を申し込んだ人は、ドコモ光を契約中の間、ずっと無料でレンタルできる。期間は約3年間です。
専用サイトからドコモ光の申し込み、かつレンタルサービスの申し込みは必要ですが、済ませておけば自分で用意する手間がないのです!
メリット2:初期設定が完了しているから即使える
GMOとくとくBBのWiFiルーターレンタルサービスにより貸し出されたルーターは初期設定が不要です。
なので、ドコモ光開通工事が終わってしまえば、すぐにでもインターネットが楽しめちゃう!
ケーブルを指して、30分ほど待てば設定が完了してしまうので、パソコンが苦手な人でも自分で開通できちゃうのです。
メリット3:工事日までに発送してくれる
ドコモ光の回線工事日の前日までにWiFiルーターレンタルサービスを申し込むと、工事日までに順次発送してくれます。
なので、工事が完了するころにはルーターが手元にあり、接続を今か今かと待つだけなのです。
申し込みが遅れると、せっかく工事が完了してもインターネットが使えないことになるので早めに手続きしましょう。
メリット4:37ヶ月間のレンタル期間終了後は返却不要になる
GMOとくとくBBでは、レンタルルーターを端末発送月を含む37ヶ月間利用すると返却が不要になります。
使ってみないと長期で利用するかどうかわからないと思いますが、申し込みだけはしておくと結果、ラッキーだったりします。
実際、ボク自身も利用してみないと継続するかわからない中、気づけば4年利用しているので、とりあえず申し込んで良かったかなと。笑
メリット5:おかわりルーターサービスの利用ができる
光回線あるあるですが、いざ契約してみたら回線は問題ないけどWiFi電波が届かない。なんてこともあり得ます。
そんなとき使えるのが、とくとくBBの「おかわりルーターサービス」。
本サービスは無料ではありませんが、中継機としてルーターが3,300円で購入できる。整備品ですが安く買えるので“あり”だと思います。
![](./img/20男b2 説明.png)
本サービスは、1台目にルーターをレンタルした人だけの限定サービスです!
おかわりルーターについては、以下の関連記事が参考になります。
【関連記事】
>>GMOとくとくBBドコモ光は遅い?原因と改善策を解説
GMOとくとくBBでルーターをレンタルする際の3つの注意点
GMOとくとくBBでWiFiルーターをレンタルするときの注意点を3つ紹介していきます。
それでは、1つひとつ解説していきますね。
注意1:申し込みを忘れるとレンタルできない
GMOとくとくBBのWiFiルーターレンタルサービスは申告制。自動では適用されないので忘れるとレンタルできません。
一人につき、1回のみ申し込みが可能で、ドコモ光の回線工事日前でも申し込みができます。
なので、BB会員になったら早めに手続きしておくといいでしょう。
注意2:ルーター申込後の端末変更はできない
レンタルルーターは前述したNEC製・ELECOM製・BUFFALO製の中から好きなモデルを選択し申し込みできます。
ただし、申込完了後の端末変更はできないので、慎重に選んだ上で手続きを進めましょう。
注意3:レンタル期間中に解約すると返却が必要になる
ドコモ光を解約すると、通常は同時にレンタルルーターも解約になります。
レンタル品なので基本は返却となりますが、GMOでは解約時点の利用期間によって返却の有無が異なります。
端末発送月の翌月を1ヶ月目とすると、
36ヶ月目までの解約は返却が必要
37ヶ月目以降の解約は返却が不要
となります。
GMOとくとくBBでルーターをレンタル方法と手順を解説
ここからは、GMOとくとくBBのルーター申し込み方法について紹介していきます。
申し込み方法は、「SMS」「BBnavi」「WEB」の3パターンあり、おすすめは「SMS」による申し込みです。
なぜならSMSであれば、常に持ち歩くスマホに直接案内が届くので失念防止に役立つからです。
それでは、1つひとつ解説していきますね。
![](./img/20男b2 説明.png)
ドコモ光の回線工事日の前日までに申し込むことを前提に解説を進めていますよ。
SMSを使った申込手順
ドコモ光の開通日決定後、約2〜3営業日すると送られてくるSMSを使って手続きを進めます。
- SMSに届いたリンク先へアクセス
- 生年月日や電話番号など必要情報を入力しログイン
- WiFiルーターレンタルサービスを選択
- 支払い方法を選択
- WiFiルーターの選択
- 申込内容と発送先住所の確認とメールアドレスの登録
文字に起こすと全部で6ステップ。工程が多そうに感じますが、実際レンタルルーターの申込だけなら3ステップ。
このようにSMS内のリンクをクリックするだけで簡単に手続きが進められるので、利便性が高くおすすめです。
BBnaviからの申込手順
BBnaviとは、GMOとくとくBBの会員専用ページのことで、ドコモ光を申し込んだときに発行された登録証に会員IDとパスワードが印字されています。
- BBnaviへアクセスし会員ページへログイン
- 支払い方法の確認 変更・登録を選択
- 支払い方法を選択
- WiFiルーターレンタルサービスの申込
- WiFiルーターを選択
- 申込内容の確認・住所とメールアドレスの指定登録
手順自体はSMSとなんら変わりませんが、専用IDとパスワードが必要になる分、手間がかかり面倒なのでおすすめしません。
WEBフォームからの申込手順
WEBの申込みフォームからも手続きは進められますが、工事日が決まってから5日程度かかるのでおすすめしません。
「忘れてしまいそう」ということもありますが、SMSで案内が届くのに、わざわざ面倒な方法を利用する必要はないですよね。
なので、割愛します。笑
まとめ|GMOとくとくBBのレンタルルーター、あえて選ぶならAterm WX3600HP
ここまでGMOとくとくBBのレンタルルーター3種類について解説してきましたが、正直どれを選んでも問題ないレベルだと思います。
それでもあえて選ぶとしたら、「Aterm WX3600HP」がおすすめ。その理由はつぎの3つです。
- 独自の技術によりWiFi電波の届くエリアが広い
- 機能も申し分なく機械に詳しくなくても扱いやすい
- 細かな設定もできるのでカスタマイズ性も高い
機能や特徴のバランスがよくこの先も継続利用が見込めるからです。
実際、ボク自身もNEC製(4年も前なのでモデルは違いますが)を選んで良かったと実感しているのもオススメ理由の1つかもしれません。
いずれにしても実体験をもとにした情報なので、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、GMOとくとくBBドコモ光の評判に興味のある方は以下の記事が参考になります。よかったらチェックしてみてください。
【関連記事】
>>GMO×ドコモ光の評判は?体験レビューも紹介!