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GMOとくとくBBドコモ光で遅い理由!原因と改善策を解説

GMOとくとくBBドコモ光で通信速度が遅いときの原因と改善策

 

GMOとくとくBBドコモ光は速度が速いと評判の一方、中には「遅い」というネガティブな意見に不安を覚える方もいると思います。

 

でも、その原因は回線じゃなくて、接続機器や環境のせいかもしれません。

 

そこで今回はGMOとくとくBBドコモ光で通信速度が「遅くなる原因」と「改善する方法」をお伝えしてきます。

 

本記事を読むことで、通信速度が遅いと感じるストレスから開放されるかもしれません。

 

よかったら参考にしてみてください。

 

 

※:特段記載がない限り、価格はすべて税込み表記です。
※:2024年6月28日時点の情報で、最新のものと異なる場合があります。

 

 

 

GMOとくとくBBドコモ光で遅いという評判はホント?

 

GMOとくとくBBのドコモ光の口コミの中には、たしかに遅いという評判は見られました。

 

では、その理由は何なのでしょうか。

 

このあとは、遅くなる原因についてお伝えしていきます。

 

 

ただし、周辺地域の契約者数や時間帯など利用環境によるところも大きかったりします。
実際、ある程度の加入者を抱えるプロバイダであれば、「遅い」という口コミの1つや2つ見つけるのは容易だったりするのです。


 

 

 

GMOとくとくBBドコモ光で遅いと感じる5つの理由

GMOとくとくBBは、GMOインターネットグループが20年以上運営している老舗プロバイダーです。

 

実測値をホームページ上で公開しているほどのプロバイダーなのに、速度が遅いと感じる理由はなんでしょうか。考えられる原因はつぎの5つです。

 

 

原因1:v6プラスで接続されていない

原因の1つとして考えられるのは、v6プラスで接続されていない可能性です。

 

GMOとくとくBBでは、Wi-Fiルータレンタルサービスの申込でv6プラスの申込と設定は不要になります。

 

しかし、ご自身でルータを用意する場合、v6プラスの申込は別途必要になります。

 

この点を見落としてしまうと、せっかく光回線が開通してもIPv4通信のままになってしまうのです。

 

 

改善策については、「v6プラスで確実に申し込む方法」をチェックしてみてください。


 

 

原因2:使用機器がIPv6通信に対応していない

2つ目の原因としては、ルータやパソコンなどの接続機器がIPv6通信に対応していない可能性です。

 

すべて最新の機種を用意しているという方なら心配ないと思いますが、たとえば親や兄弟等から譲り受けているようなケースですね。

 

バージョンが古かったり、そもそも対応していなかったりなどの可能性も考えられるのです。

 

 

自分で用意した機器は「IPv6対応度をチェック」しておくと安心です。


 

 

原因3:LANケーブルの規格が古い

LANケーブルの規格 通信速度(最大) 伝送帯域
カテゴリ5 100Mbps 100MHz
カテゴリ5e 1Gbps
カテゴリ6 250MHz
カテゴリ6A 10Gbps 500MHz
カテゴリ7 600MHz
カテゴリ7A 1,000MHz

 

有線接続で速度が遅い原因としては、LANケーブルの規格が古い可能性があります。

 

LANケーブルには、規格により上記のように論理的な速度や使える帯域が異なります。

 

もし、カテゴリ5のLANケーブルを使用しているとしたら、回線のポテンシャルは引き出せず速度低下は避けられないのです。

 

 

では、どの規格を使うのがベターなのでしょうか。詳しくは「有線ならオススメはカテゴリ−6」が参考になります。


 

 

原因4:Wi-Fi電波が周りと干渉している

無線接続で速度が遅い原因として、Wi-Fi電波が周りと干渉している可能性が考えられます。

 

無線LAN(Wi-Fi)は、使用する周波数帯によって、家電製品や建物の構造など周りの環境から影響を受けやすいのです。

 

たとえば2.4GHz帯は、家電製品(とくに電子レンジ)や他のBluetooth機器による電波干渉を受けやすい反面、障害物に強く遠くまで電波が届きやすい特性があります。

 

逆に、5GHz帯は電波干渉を受けにくい反面、障害物に弱いという特性を持っています。

 

実際ボクも経験していますが、2.4GHzの場合、電子レンジはガチで影響を受けます。笑

 

 

心当たりのある方は、「接続方式やセッティングを変更してみる」の改善策が参考になります。


 

 

原因5:WiFi電波が届きにくい

電波干渉とは別に、電波が届きにくい環境が原因で速度が遅くなっていることも考えられます。

 

3階建ての戸建てや、広いマンションにお住まいの方であり得るシチュエーションかなと思います。

 

こうなると建物の構造的な問題だったりもするので、その場合は設定や回線をいくら変更しても遅いまま。

 

そこで試したいことの1つに中継機を設置するという対策方法があるのです。

 

 

GMOとくとくBBドコモ光で遅いときの改善策を5つ紹介!

GMOとくとくBBドコモ光で通信速度が遅いと感じたときは、以下5つの改善策を試してみるのがベターです。

 

それでは、1つひとつ解説していきますね。

 

 

改善策1:v6プラスで確実に申し込む方法

対象者 v6プラスの申込方法
ルータをレンタルしない人 会員サイト「BBnavi」からIPoEの配信手続きを申し込む
ルータをレンタルする人 WiFiルータレンタルサービスを申し込むことでIPv6の申し込みも完了

 

GMOとくとくBBでIPv6通信を行う確実な方法は上記2つです。

 

WiFiルータを自分で用意する方は、設定はもちろんですが申し込みもご自身で行います。会員サイトから手続きできます。

 

一方、GMOとくとくBBでWiFiルータをレンタルする方は、サービス申し込みと同時にIPv6の申し込みも完了する上に設定も不要です。

 

 

ちなみにGMOとくとくBBのルータに迷ったら、GMOとくとくBBのレンタルルーターどれがいい?の記事が参考になります。よかったらチェックしてみてください。


 

v6プラスを開通させ速度が速くなった実際の投稿

 

 

 

改善策2:使用機器のv6プラス対応度チェック

ご自分の持っている機種が少し古いと思われる方は、v6プラス対応品か一度チェックしてみてもいいかもしれません。

 

IPv6対応のルータ

ルータなら↑こんな感じで箱に書いてあります。

 

ちなみに、GMOとくとくBBでレンタルを申込んでいるなら大丈夫。v6プラス対応品が貸し出されますから。

 

Windows10のIPv6確認方法

 

Windows10なら↑Wi-Fiプロパティで判断できます。

※スタート右クリック >ネットワーク接続 >アダプターのオプションを変更する >該当Wi-Fi右クリックからプロパティ >IPv6

 

v6対応機器を用意し速度アップに成功した口コミ

 

 

 

改善策3:有線ならオススメはカテゴリ6!最低でもカテゴリ5eを。

自宅内の有線区間は、すべてのLANケーブルでカテゴリ6がオススメです。

 

というのもLANケーブルはカテゴリ6以上になると、データ転送量が多くなるだけでなく、ノイズ耐性も上がっているからです。

 

家電量販店などで手頃な価格で販売されていますので、これを機会に揃えてみてもいいかもしれませんね。

 

 

LANケーブルの規格は、パッと見ただけでは分からないと思います。
なので、ケーブルに印字されている「ラベル」を確認するといいですよ。


 

LANケーブルを変えて速度が改善された方達の評判

 

 

 

改善策4:無線なら接続方式やセッティングを変更してみる

無線なら接続方式やセッティングを変更することで改善する可能性があります。

 

1と2であれば、設定に詳しくない人でも簡単にできる方法です。

 

1.アンテナの向きやルータの位置を変更してみる

部屋の広さや間取りにもよりますが、

 

アンテナの向きが変えられる機種や、
ルータの設置場所を変えられる方は、

 

変更することで電波状況が改善されることがあります。

 

2.周波数帯を変えてみる

2.4GHzを使っている人は5GHz帯へ
5GHzを使っている人は2.4GHz帯へ

 

変更してみることで接続状況が改善されることがあります。

 

3.チャンネルを変えてみる

ルータによってはチャンネル機能を利用して通信速度の向上が期待できる機種もあります。

 

ネットワークに関する知識のある人は、試してみてもいいかも。

 

 

ただ3に限っては、設定に自信のない人や知識のない人は、ヘタにイジらないほうがいいかもです。


 

 

改善策5:中継機を使って電波を強化してあげる

電波が届きにくい場合は、中継機を使って電波を強化してあげることで通信が安定する可能性があります。

 

自分で中継機を用意してもいいですが、おすすめはGMOとくとくBBの「おかわりルータ」です。

 

対象者 ドコモ光の無料Wi-Fiルータレンタル利用中の方
おすすめの人

接続台数を増やしたい
弱くなった電波を強化したい
途切れがちな電波を安定させたい

配送料 無料
月額料金 なし(レンタルではなく買い取りです)
端末代 3,300円(1契約1回まで)
返品・交換 欠品や動作不良があった場合、返品や交換が可能※

※機器到着後、1ヶ月以内にGMOとくとくBBお客さまセンターまで連絡が必要

 

 

申し込みはカンタンで、GMOとくとくBBお客さまセンターへ電話し、希望のWiFiルータを伝えるだけ。最短で翌日発送してくれます。

 

おかわりルータは、お客さまの声に答える形でリリースされたサービスで、GMOで取り扱っているWiFiルータを1台3,300円で購入できるサービスです。

 

通常は、ルータ背面にあるスイッチで「ルータモード→中継機モード/子機モード」に切り替えることで設定できます。

 

 

ただし、おかわりルータは新品ではありません。リユース品です。


 

中継機導入で快適性を手に入れた様子

 

 

 

GMO公開の通信速度を確認してみよう!

GMOとくとくBBでは、v6プラス実際のユーザによる実測値(平均)を公開しています。(有線LAN・光配線方式による)

 

3年前から去年の数字を見てみると、多くのエリアで実測ベースの平均値が上昇しているのが見て取れます。

 

あくまで平均値なので、保証されているわけではありませんが、なんだか期待できそうな気がしますよね。

 

 

北海道の平均速度とその変化

計測期間 下り/上り 平均速度(Mbps)
2023/3/1〜2024/2/29 下り 385.20
上り 93.90
2022/1/1〜2022/12/31 下り 353.49
上り 157.68
2020/11/1〜2021/10/31 下り 330.13
上り 230.24

 

東北エリアの平均速度とその変化

計測期間 下り/上り 平均速度(Mbps)
2023/3/1〜2024/2/29 下り 300.59
上り 182.64
2022/1/1〜2022/12/31 下り 309.75
上り 212.47
2020/11/1〜2021/10/31 下り 295.84
上り 280.47

 

東京の平均速度とその変化

計測期間 下り/上り 平均速度(Mbps)
2023/3/1〜2024/2/29 下り 407.07
上り 317.13
2022/1/1〜2022/12/31 下り 448.87
上り 370.84
2020/11/1〜2021/10/31 下り 410.65
上り 343.23

 

埼玉の平均速度とその変化

計測期間 下り/上り 平均速度(Mbps)
2023/3/1〜2024/2/29 下り 406.81
上り 312.00
2022/1/1〜2022/12/31 下り 395.80
上り 292.21
2020/11/1〜2021/10/31 下り 376.14
上り 360.68

 

神奈川の平均速度とその変化

計測期間 下り/上り 平均速度(Mbps)
2023/3/1〜2024/2/29 下り 492.92
上り 355.64
2022/1/1〜2022/12/31 下り 540.17
上り 391.90
2020/11/1〜2021/10/31 下り 568.04
上り 448.97

 

その他関東の平均速度とその変化

計測期間 下り/上り 平均速度(Mbps)
2023/3/1〜2024/2/29 下り 270.08
上り 206.75
2022/1/1〜2022/12/31 下り 339.40
上り 269.84
2020/11/1〜2021/10/31 下り 286.04
上り 319.47

 

中部エリアの平均速度とその変化

計測期間 下り/上り 平均速度(Mbps)
2023/3/1〜2024/2/29 下り 326.31
上り 247.08
2022/1/1〜2022/12/31 下り 344.83
上り 246.86
2020/11/1〜2021/10/31 下り 332.51
上り 268.01

 

近畿エリアの平均速度とその変化

計測期間 下り/上り 平均速度(Mbps)
2023/3/1〜2024/2/29 下り 324.90
上り 253.04
2022/1/1〜2022/12/31 下り 354.85
上り 290.71
2020/11/1〜2021/10/31 下り 358.32
上り 338.16

 

中国エリアの平均速度とその変化

計測期間 下り/上り 平均速度(Mbps)
2023/3/1〜2024/2/29 下り 321.28
上り 227.31
2022/1/1〜2022/12/31 下り 298.96
上り 219.94
2020/11/1〜2021/10/31 下り 283.72
上り 251.19

 

四国エリアの平均速度とその変化

計測期間 下り/上り 平均速度(Mbps)
2023/3/1〜2024/2/29 下り 414.72
上り 249.52
2022/1/1〜2022/12/31 下り 427.33
上り 246.34
2020/11/1〜2021/10/31 下り 433.58
上り 290.81

 

九州エリアの平均速度とその変化

計測期間 下り/上り 平均速度(Mbps)
2023/3/1〜2024/2/29 下り 208.80
上り 203.64
2022/1/1〜2022/12/31 下り 236.61
上り 247.51
2020/11/1〜2021/10/31 下り 230.28
上り 302.29

 

ちなみに、利用者の実測値が確認できるのは、けっこうなおすすめポイントだと個人的には思います。

 

もちろん同地域でも利用条件や環境などによって値は異なりますが、それでも論理上の最大速度だけの表記よりは信用できると思います。

 

なお、GMOとくとくBBドコモ光の通信速度については、以下の公式サイトが参考になります。

 

 

 

 

それでも遅いと感じたら試したい最終手段3つ

ここでは、それでも遅かったときはどうするか。についてお伝えしておきます。

 

ただし手間だったりするので、あくまで最終手段としてお考えくださいね。

 

1.v6プラスにつながっているかテスト

申し込みも設定もOKなはず。でも自信ないな…というときは、IPv6で通信できているかチェックしてみるのが確実。v6プラスが使えているかセルフテストをおすすめします。

 

やり方はとてもカンタンで、つぎの3ステップ、秒で完了します。^^

 

1.v6テストサイトへアクセス

判定したい回線を利用している端末から「IPv6判定サイト」へアクセスします。

 

2.IPv6自動判定

IPv4とIPv6の通信判定

 

アクセスすると通信判定が表示されます。「v6プラスで接続されているか確認するにはこちら」の”こちら”をタップします。

 

3.判定結果の表示

IPv6を利用中の判定結果

 

v6プラスで接続されている場合は、「v6プラスつかっています」と表示されます。

 

 

 

2.体験からあえてオススメするなら、5GHz+Wi-Fi6に変更

建物の構造やルータの位置にも関係してくるので、オススメはこれ!と一概には言えないのですが・・・

 

あえて言うなら「5GHzをIEEE802.11ax(Wi-Fi6)」を使用するのが、個人的にはオススメですね!

 

なぜなら、5GHZ帯は周りから電波干渉を受けにくいことと、Wi-Fi6は新しい無線規格で利用者が少ないからです。

 

うちの場合、キッチンにルータがあるので2.4GHzは電子レンジの影響をモロに受けるのでNG。

 

そのため5GHzを使っていますが、同じマンション内で5HGz電波が飛び交っていて繋がりが悪い。

 

ついでに壁で仕切られた部屋なのも理由の1つかも。(電波をつかめないことも^^;)

 

なので、アンテナの向きを変えたりチャンネルを変更したり、できることはやってみましたが改善しませんでした。^^;

 

そこで試したのが、新しい無線規格IEEE802.11ax(Wi-Fi6)ルータの導入でした。

 

これが当たりました!(^o^)

 

今まで不安定だった電波が安定し、快適なネットライフが送れるようになったというわけです。

 

もちろんこれはボクのケースなので、あなたにも当てはまるか分かりません。

 

だけど、色々対策してみたけど、それでも通信が安定しないという方は試してみる価値はあるかもしれませんね。

 

 

3.プロバイダだけを変更する

変更窓口 NTTドコモ(インフォメーションセンター・ドコモショップ)
手続き方法

ドコモインフォメーションセンターへ電話
ドコモ光を取り扱っているドコモショップ
ドコモオンラインを利用した手続き

必要な費用 事務手数料:3,300円(※タイプAプロバイダ変更の場合)

 

ドコモ光では、プロバイダだけを変更することも可能です。

 

何をしても通信速度が変わらないとき、プロバイダを変更することで改善する可能性があります。

 

ただし、あくまで可能性の話。プロバイダ変更しようかどうか悩みつつ、数ヶ月利用していたら急に速度が改善されたというケースを耳にしますし、実際ボク自身も体験しています。

 

なので、プロバイダ変更は最終も最終。どうしようもないときに使うのが効果的なのかなと思います。

 

 

まとめ|遅いと感じたら、IPv6通信・LANケーブル・Wi-Fi環境の見直しを!

ここまで、GMOとくとくBBドコモ光で、通信速度が遅いときの原因と対処法についてお伝えしてきました。

 

  1. v6プラスの申込と対応機器
  2. カテゴリ5e以上(有線区間)
  3. 電波が届きやすい環境を整える

 

回線のポテンシャルを引き出すためには、最低でもこの3点は意識したいポイント。

 

加えて無線LAN環境であれば、「ルータの設置場所」や「使用する周波数帯」にも配慮するといいでしょう。

 

目に見えるものばかりではないので難しい面もあります。

 

ただ遅いと感じているなら、この記事を参考に改善にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 


この記事を書いた人:弱電工事の元職人
電話やネットワークなどのいわゆる通信工事の元職人(電話屋とか弱電屋と言われることも)。ネットや電話、テレビなどのインターネットサービスを中心に書いています。