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ドコモ光からフレッツ光に戻すの正解?手順や注意点、別の選択肢も解説!

ドコモ光からフレッツ光に戻す方法

 

ドコモ光からフレッツ光に戻すのは簡単にできるのでしょうか。

 

結論からお伝えすれば、事業者変更という方法が使えるので、工事不要で戻すことができます。

 

ただ、回線自体は同じフレッツだしな…、どうなのかな…、と疑問に感じる人もいると思います。

 

そこでこの記事では、ドコモ光からフレッツ光へ戻す方法を解説すると同時に注意点や別の選択肢もお伝えしたいと思います。

 

ドコモ光に不満があってフレッツに戻そうか迷っている人は参考にしてみてください!

 

 

※:特段記載がない限り、価格はすべて税込み表記です。
※:2024年12月26日時点の情報で、最新のものと異なる場合があります。

 

 

 

 

ドコモ光からフレッツ光に戻す方法を4ステップで解説!

 

ドコモ光からフレッツ光に乗り換える手順は上記のようになります。

 

ドコモ光で手続き開始してドコモ光で手続きが終わるという流れで全4ステップです。

 

各イベントに関連した見出しをクリックすることで、興味のある内容からチェックすることも可能です。

 

 

基本的に宅内工事が不要なためステップが少ないのが魅力です。


 

 

ステップ1:ドコモ光で事業者変更承諾番号の取得

取得方法 取得方法の詳細
WEBで取得

手続き専用ページから申し込む。24時間いつでも取得が可能です。
(※システムメンテナンス時は除く)

対面で取得 近くのドコモショップで申し込む。各店舗の営業時間内に来店してください。
電話で取得

電話にて申し込む。ドコモの携帯電話からなら「151」をダイヤル
(※受付時間は9:00~20:00まで)

 

事業者変更承諾番号はドコモで取得します。それは、どのプロバイダを使っていても同じです。

 

取得方法は3つ。いつでも手続きできる上に記録として残るWEBページからがオススメです。

 

 

WEB専用ページから申し込むと、受付の翌日以降にSMSまたはメールにて番号が通知されます。


 

事業者変更とは、光コラボレーション事業者からの切り替えに使える方法で、光サービスの設備をそのまま流用することで工事不要で別の光コラボレーション事業者またはフレッツ光に乗り換えることができます。
その際に必要なのが事業者変更承諾番号になります。

 

 

 

ステップ2:フレッツ光へ申し込み

申込方法 代理店経由かNTT東日本またはNTT西日本へ直接申込
申込に必要なもの 事業者変更承諾番号、お客さまID
申込期限 事業者変更承諾番号の有効期限内かつなるべく早め

 

ステップ1で取得した事業者変更承諾番号を持ってフレッツ光への申込を行います。

 

フレッツ光ではWiFiルータレンタルも行っています。貸し出しを希望される方は、このタイミングで申し込んでおくといいでしょう。

 

ただし、レンタルは有料です。長期間利用するつもりなら、毎月費用が発生するため、ご自身で用意すると節約になります。

 

 

フレッツ光では、上記光回線のほかにプロバイダとの契約や支払いが別途必要になります。


 

 

ステップ3:フレッツ光の接続設定・利用開始

  1. レンタルまたは購入したルータをONUに接続する
  2. 電源を投入し、ランプが正常かどうか確認する
  3. スマホやパソコンのWiFi設定で対象の「SSID」を探す
  4. スマホやパソコンに「暗号キー」を登録する
  5. WiFiアイコンが表示されたらインターネット利用開始

 

ステップ2の申込完了後に受け取った「開通のご案内」に書かれた当日に設定作業を行います。

 

設定といっても構える必要はなく、用意したWiFiルータは説明書に従って正しく接続するだけ

 

あとは使用する機器(たとえば、スマホやパソコンなど)のWiFi設定画面にて「暗号キー(=パスワード)」を登録すればOKなのです!

 

 

「SSID」と「暗号キー(パスワード)」はルータの裏側(または側面)、あるいは箱の中の『設定情報シール』に掲載されています。


 

 

ステップ4:ドコモ光でレンタルした機器の返却

返却の対象 プロバイダからレンタルしているWiFiルータやオプション品など
返却時の注意点

レンタル品返却には指定場所や返却期限があります。
返送料がユーザー負担の場合もあります。

返却の対象外 回線終端装置とルータは異なる機器なので、間違って返却しないようにしましょう。

 

レンタル品がある場合は、乗り換え完了後、速やかに返却します。

 

返却には指定場所があります。間違って送ると未返却とみなされ補償料請求の対象となる場合があります。

 

 

ただしレンタル期間が満了すると返却不要になるプロバイダもあります。契約書類やマイページ等で返却が必要かどうか確認するようにしましょう。


 

 

 

ドコモ光からフレッツ光に戻すときの費用は?

ここからは、ドコモ光からフレッツ光への乗り換えに伴う費用についてお伝えしていきます。

 

まずは乗り換え元であるドコモ光からです!

 

ドコモ光で発生する費用

費用項目 必要な費用
解約月の月額基本料 1ヶ月分(日割りなし)
事業者変更事務手数料 3,300円

解約金
2022年7月1日以降の申込

戸建:5,500円
集合:4,180円

解約金
2022年6月30日以前の申込

戸建:14,300円
集合:8,800円

※:解約金について更新期間(満了当月、翌月、翌々月)は除きます。
※:工事料の残債がある場合は一括精算となります。

 

 

ドコモ光の利用開始時期により費用は異なりますが、更新月なら解約月の月額+事務手数料で1万円弱。

 

更新月以外は上記にプラス解約金で2万円前後になります。

 

ただし何かしらの分割支払いのある人は、残り一括請求される場合があります。

 

 

 

フレッツ光で発生する費用

費用項目 必要な費用
事業者変更手数料 1,980円
工事費 原則不要

※:回線タイプを変更する場合やオプションサービスの追加変更など利用状況により別途工事費が発生

 

 

ドコモ光からフレッツ光に乗り換える場合は工事がないため、乗り換え初期費用としては事務手数料のみになります。

 

仮にドコモ光で使っていたWiFiルータが自分で用意したもので流用できるなら、購入もレンタルも必要ないのでより負担額は減ることになるでしょう!

 

 

 

ドコモ光からフレッツ光へ戻すときの注意点は3つ!

ここからは、ドコモ光からフレッツ光に乗り換える時の注意点について紹介していきます。

 

具体的にはつぎの3つです。

それでは、1つひとつ解説していきますね!

 

注意1:解約手続きの必要なドコモ光プロバイダもある

自動でプロバイダも解約 ドコモ光からの乗り換え(=解約)をもってプロバイダサービスも終了するパターン
プロバイダは自動で継続 ドコモ光が解約になっても、別途解約手続きをしないとプロバイダ契約が継続されるパターン
条件付きでプロバイダ継続 プロバイダのオプションに加入しているため、ドコモ光解約後もプロバイダサービスのみ継続利用となるパターン

 

ドコモ光からフレッツ光に乗り換えが完了した時点でドコモ光は解約になりますが、プロバイダ契約の扱いは上記の3パターンにわかれます。

 

自動で解約されるパターンのプロバイダで契約されている方は手続きの必要はありません。

 

しかし問題はそれ以外の方。意図せずプロバイダサービスのみ契約継続となる恐れがあるため乗り換える際は注意しましょう!

 

 

ドコモ光解約時のプロバイダ契約の扱いについては、契約書類もしくはプロバイダ提供条件書で確認することができます。


 

 

注意2:フレッツ光にすると基本、月額料金は高くなる

 

 

ドコモ光からフレッツ光に戻すと、基本、月額料金は高くなります。

 

その理由は、プロバイダ利用料が別途発生するからです。

 

ドコモ光の月額料金はプロバイダ利用料込みの価格でしたが、フレッツ光の月額料金は光回線単体の利用料になります。

 

よって、乗り換えるとコスト増になるため注意しましょう。

 

 

1ギガマンションタイプに一部ドコモ光よりも安くなるプランとプロバイダの組み合わせがあります。


 

 

注意3:切り替えに伴い一時的に不通期間が発生する

ドコモ光でIPv6サービスを利用していた場合、フレッツ光の工事日以降に乗り換え元のプロバイダでIPv6サービスの廃止手続きを行う必要があります。

 

乗り換え元のドコモ光プロバイダでIPv6サービスが廃止されると、フレッツ光プロバイダのIPv6サービスに切り替えることができ利用可能な状態になります。

 

なお、その切替時に一時的に不通期間(数時間から最大1日)が発生するので注意しましょう!

 

 

IPv6サービスの廃止手続きはプロバイダによるので、乗り換え前に確認しておくと安心でしょう。


 

 

 

フレッツ光に戻すよりも、実は別の光インターネットサービスのほうがおすすめ?!

ここまでフレッツ光に戻す手順や注意点について解説してきましたが、これなら他の選択肢を考えたほうが良くない?と個人的には思ったりします。

 

なぜなら、回線は同じなのに月額料金が高くなるからです。

 

だったら選択肢は2つ。回線同じ(フレッツ)で安くするか、まったく別の回線に乗り換えるかのほうが良いですよね?!

 

サービス名 回線の種類

戸建タイプの月額料金
10ギガ/1ギガ

ドコモ光 フレッツ 6,380円/5,720円※1
フレッツ光 フレッツ 6,050円+ISP料/5,940円+ISP料
GMOとくとくBB光 フレッツ 5,390円/4,400円~※2
NURO光 NURO独自 4,400円/3,850円※3
auひかり KDDI独自 6,468円/5,610円※4

※1:タイプA2年定期契約の場合
※2:月額4,400円はミニの場合
※3:10ギガと2ギガプランで3年契約の場合
※4:ずっとギガ得プランの場合

 

 

 

 

ドコモ光からフレッツ光に戻すときによくある質問

Q1:ドコモ光からフレッツ光に乗り換えるデメリットは何ですか?

  • 速度が速くなるとは限らない
  • ひと月あたりの支出が多くなる
  • dポイントが貯まりにくくなる
  • ドコモ光セット割が使えなくなる

 

ドコモ光からフレッツ光に乗り換えることで上記のようなデメリットが発生します。

 

またデメリットとまでは言いませんが注意すべきこともあるので、よかったら「乗り換える時の3つの注意点」を確認してみてください。

 

 

Q2:ドコモ光からフレッツ光に乗り換えたら繋がらなくなった

乗り換えのタイミングで繋がらなくなる原因として考えられるのは以下の3つです。

  1. ケーブルが正しく接続されていない
  2. ランプが点灯状態が正常ではない
  3. 乗り換え元のプロバイダでIPv6サービスが廃止されてない

とくに3番目のIPv6サービスの切り替えのタイミングは要注意です。

 

詳しくは「注意3:一時的に不通期間が発生する」をチェックしてみてください。

 

 

Q3:ドコモ光からフレッツ光に乗り換え後、ルータの返却は必要ですか?

ドコモ光で利用していたWiFiルータがプロバイダレンタルの場合、乗り換え後は基本返却が必要になります。

 

ステップ4を参考に適切な対応を行いましょう。

 

 

Q4:フレッツ光ではWiFiルータの接続設定はどうやるの?

回線終端装置のUNIポートとWiFiルータのWANポートを接続後、各機器の電源を入れます。

 

開通設定は自動で行われるため、数時間、電源を入れっぱなしで待ちます。ランプが正しく点いたら設定完了。

 

あとは端末側でWiFiパスワードの登録をすることでインターネットが利用できます。

 

基本的には上記のような流れになりますが、機種により異なるので、フレッツ公式のインターネット設定ガイドをチェックするといいでしょう。

 

 

Q5:ドコモ光からフレッツ光の乗り換えで取得した事業者変更承諾番号を放置するとどうなりますか?

取得した事業者変更承諾番号は使えなくなります。

 

なぜなら事業者変更承諾番号は、発行日を含む15日間が有効期限だからです。

 

有効期限を過ぎてしまった場合は、再度、事業者変更承諾番号の発行手続きが必要になります。

 


この記事を書いた人:弱電工事の元職人
電話やネットワークなどのいわゆる通信工事の元職人(電話屋とか弱電屋と言われることも)。ネットや電話、テレビなどのインターネットサービスを中心に書いています。