ドコモ光のナンバーディスプレイは70歳以上無料?徹底解説!
ドコモ光のナンバーディスプレイは70歳以上だと無料になるのでしょうか。
結論からお伝えすると、ドコモ光で70歳以上の方が無料になるのは「発信者番号表示」と「ナンバー・リクエスト」の工事費のみ。
発信者番号表示(ナンバーディスプレイ)の月額料金は無料にはなりません。
この記事では、高齢者の方にも正確な情報を知ってもらうため、ドコモ光のナンバーディスプレイについて解説しています。
迷惑電話に不安のある高齢者の方や、高齢の親が詐欺電話に引っかからないよう対策しておきたい家族の方には参考になるはずです。
よかったらチェックしてみてください。
※:特段記載がない限り、価格はすべて税込み表記です。
※:2025年8月4日時点の情報で、最新のものと異なる場合があります。
ドコモ光のナンバーディスプレイとは?
ドコモ光のナンバーディスプレイとは、ドコモ光電話の契約者向けに提供している発信者番号表示サービスのことです。
近年増加している迷惑電話や詐欺電話への対策として注目されており、不審な電話に出ることを避けることが可能になります。
ナンバーディスプレイの基本機能
ナンバーディスプレイは、電話がかかってきた際に相手の電話番号を電話機の画面に表示する便利な機能です。
この機能により、電話に出る前に誰からの電話なのかを確認できるようになります。
ドコモ光のナンバーディスプレイサービスでは、固定電話にかかってきた電話の発信者番号を自動的に表示。
「知らない番号からの電話かもしれない…」と不安に感じる方も多いでしょうが、事前に番号を確認することで安心して電話に出ることができます。
表示される情報は以下の通りです。
- 発信者の電話番号(市外局番を含む)
- 発信日時
- 着信履歴(機種によって異なる)
ただし、相手が番号通知を拒否している場合や、一部の電話サービスからの発信では「非通知」や「公衆電話」などと表示されることがあります。
また、国際電話の場合は番号の表示形式が異なる場合も。
この基本機能を活用することで、日常の電話対応がより便利で安全になるでしょう。
ドコモ光でのナンバーディスプレイ利用条件
ドコモ光でナンバーディスプレイを利用するには、いくつかの条件を満たす必要があります。
まず、ドコモ光およびドコモ光電話オプションの契約が必要になります。ドコモ光の回線サービスを利用していることが前提となります。
次に、ナンバーディスプレイ対応の電話機が必要です。古い電話機では番号が表示されないため、対応機種の確認が重要でしょう。
利用条件は以下の通りです。
- ドコモ光の契約者であること
- ドコモ光電話(550円/月)の契約者であること
- 月額440円の付加サービス「発信者番号表示」が必要
- ナンバーディスプレイ対応している電話機を使用すること
「設定が複雑そうで不安かもしれない…」と感じる方もいるでしょう。
しかし、実際の設定は電話機の種類によって異なりますが、多くの場合は自動で設定されます。
申し込みはドコモショップや電話、インターネットから可能です。契約時に身分証明書の提示が必要な場合があります。
ナンバーディスプレイは迷惑電話対策として非常に有効な機能といえるでしょう。
ドコモ光ナンバーディスプレイのメリット
ドコモ光のナンバーディスプレイのメリットを紹介していきます。
具体的にはつぎの3つです。
それでは、順番に解説していきますね。
メリット1.相手の番号を確認して安心
ナンバーディスプレイの最大の魅力は、電話に出る前に相手の電話番号を確認できることです。
特に70歳以上の高齢者にとって、この機能は日常生活の安心感を大きく向上させるでしょう。
「知らない番号からの電話は怖い…」と感じる方も多いはず。ナンバーディスプレイがあれば、家族や友人からの電話なのか、それとも営業電話なのかを事前に判断できます。
具体的なメリットは以下の通りです。
- 家族や知人からの電話を安心して受けられる
- 見覚えのない番号は一旦様子を見ることができる
- 緊急時でも相手を確認してから対応可能
- 夜間や早朝の電話でも安心して判断できる
また、登録済みの連絡先であれば名前も表示されるため、より分かりやすくなります。電話機によっては着信音を番号ごとに変更することも可能です。
ドコモ光のナンバーディスプレイは月額440円の有料サービスですが、この価格で安心が買えます。

この機能により、電話対応への不安が軽減され、より快適な生活を送れるようになるでしょう。
メリット2.迷惑電話の対策に役立つ
ドコモ光のナンバーディスプレイは、迷惑電話対策の強力な味方となります。
なぜなら、着信時に相手の電話番号が表示されるからです。
知らない番号からの電話に対して「この番号は見覚えがないな…」と判断し、出ないという選択も取れます。
特に70歳以上の方にとって、振り込め詐欺や営業電話は深刻な問題。ナンバーディスプレイがあれば、以下のような対策が可能になります。
- 知らない番号からの着信は一旦様子を見る
- 家族や友人の番号を事前に登録しておき、安心して応答できる
- 迷惑電話の番号をメモして今後の参考にする
- 必要に応じて着信拒否設定を活用する
また、表示された番号をインターネットで検索すれば、迷惑電話として報告されているかどうか確認することもできます。
「最近、怪しい電話が多くて心配…」という方も、番号が見えることで冷静な判断ができるはずです。

ナンバーディスプレイは単なる便利機能ではなく、現代社会における重要な防犯ツールといえるでしょう。
メリット3.非通知者に注意を促せる
ドコモ光電話では「発信者番号表示」だけでなく、「ナンバー・リクエスト」という付加サービスも提供しています。
「ナンバー・リクエスト」を利用するには「発信者番号表示」の契約が必要で、セットで使うとより効果的。
なぜなら非通知で掛けてくる電話に対して注意を促せるからです。(番号を通知しておかけ直しください。という自動アナウンスが対応)
相手が番号を通知してこない限り、着信音もならないのでストレス減。
その上通話料は相手にかかるため、非通知の怪しい電話の主もそうそう掛けてくることはないでしょう。

ただし、「ナンバー・リクエスト」は月額220円掛かります。
ドコモ光ナンバーディスプレイの70歳以上の方への特典と注意点
ドコモ光のナンバーディスプレイサービスは、70歳以上の方に特別な配慮が設けられております。
それでは、1つひとつ解説していきますね。
1.70歳以上の方はナンバーディスプレイの工事費が無料に
NTTドコモでは、70歳以上の方向けに以下の工事費の無償化を実施しています。
サービス | 工事料(通常) | 工事料(70歳以上) |
---|---|---|
電話番号変更 | 2,750円 | 無料(書面必要) |
発信者番号表示 | 1,100円 | 無料 |
ナンバー・リクエスト | 1,100円 | 無料 |
※:料金は1利用回線ごとで、ドコモ光電話工事として最大3,300円は別途発生します。(光回線と同時工事の場合)
初期費用が抑えられるため、詐欺電話や迷惑電話に不安のある高齢者の方も導入しやすくなっています。
「工事費の負担がなくなるのは助かる…」と感じる方も多いのではないかと思います。
2.ドコモ光電話のナンバーディスプレイ工事費無償化の適用条件
無料適用の条件は以下の通りです。
電話番号変更 | 詐欺等の犯罪被害を受けた場合、または受ける恐れがある場合(そのことを示す書面の提出が必要な場合あり) |
---|---|
発信者番号表示 |
@新規申込で70歳以上の契約者 |
ナンバー・リクエスト |
申し込み手続きは、ドコモショップまたは電話で行えます。
年齢確認のため、運転免許証や健康保険証などの身分証明書が必要になることもあるでしょう。
ただし、特典の適用には一定の条件があるため、詳細はドコモの窓口で確認することをおすすめします。
3.ナンバーディスプレイ利用時の注意点と必要な設備
70歳以上だとドコモ光のナンバーディスプレイが無料になるのは工事費のみ。月額料金は無料にならないので注意が必要です。
70歳以上の無料特典は自動適用されないため、必要に応じて自らまたは家族から申し込む必要があります。
申し込みから実際にサービスが開始されるまで、通常1?2週間程度かかります。急いで利用したい場合は、早めの申し込みを心がけましょう。
つぎに、ナンバーディスプレイ機能を利用するには、発信者番号表示に対応した電話機が必要になります。
古い電話機では番号が表示されないため、「せっかく契約したのに使えない…」という状況を避けるためにも、事前に電話機の仕様を確認しましょう。
これらの準備を整えることで、70歳以上の方も安心してナンバーディスプレイサービスを活用できます。
ナンバーディスプレイが表示されない場合の対策
ドコモ光のナンバーディスプレイが正常に表示されない場合、適切な対処法を知っておくことで問題を迅速に解決できます。
以下で詳しく解説していきます。
表示されない原因とその解決法
ドコモ光のナンバーディスプレイが表示されない場合、いくつかの原因が考えられます。
まず最も多いのが、電話機がナンバーディスプレイに対応していないケースでしょう。
「せっかく契約したのに番号が見えない…」と困っている方もいるかもしれません。
古い電話機では、発信者番号を受信する機能が搭載されていない場合があります。
この場合は、ナンバーディスプレイ対応の電話機への買い替えが必要です。
次に考えられる原因は以下の通りです。
- 電話機の設定が正しくない
- 電話線の接続に問題がある
- 相手が番号通知を拒否している
- 回線工事が完了していない
解決方法としては、まず電話機の取扱説明書を確認し、ナンバーディスプレイ機能が有効になっているかチェックしましょう。
設定に問題がなければ、電話線の接続状況を確認してください。
それでも解決しない場合は、ドコモ光のサポートセンターに連絡することをおすすめします。
専門スタッフが回線状況を調べ、適切な対処法を案内してくれるでしょう。
サポートを受ける方法
ドコモ光のナンバーディスプレイが正常に動作しない場合、適切なサポートを受けることで問題を迅速に解決できます。
まずはドコモの総合お客様サポートセンターへ連絡しましょう。
ドコモ光の契約者専用ダイヤル「151」(受付時間:午前9時〜午後8時)で、専門スタッフが丁寧に対応してくれます。
「機械の操作が不安かもしれない…」と感じる70歳以上の方には、以下のサポート方法がおすすめです。
- 電話でのリモートサポート
オペレーターが電話で設定方法を分かりやすく説明してくれます
- 訪問サポートサービス
技術者が自宅まで来て直接設定を行います(有料)
- ドコモショップでの相談
店舗スタッフが機器の確認や設定をサポートします
また、ドコモ光の公式ウェブサイトには、よくある質問や設定手順が詳しく掲載されています。家族の方に協力してもらいながら確認するのも良いでしょう。
適切なサポートを受けることで、ナンバーディスプレイを安心して活用できるようになります。
ドコモ光のナンバーディスプレイに関するよくある質問
ドコモ光のナンバーディスプレイサービスについて、多くの方から寄せられる疑問や質問をまとめてみました。
ナンバーディスプレイの設定方法
ドコモ光のナンバーディスプレイ設定は、電話機の種類によって手順が異なります。
まず、ナンバーディスプレイ対応の電話機を用意する必要があります。
古い電話機では「番号が表示されない…」という状況になってしまうため、対応機種の確認が重要でしょう。
設定手順は以下の通りです。
- ドコモ光の契約時にナンバーディスプレイサービスを申し込む
- 対応電話機を接続し、電源を入れる
- 電話機の設定メニューから「ナンバーディスプレイ」を有効にする
- テスト通話で正常に番号が表示されることを確認する
70歳以上の方は特定の工事費が無料になるため、申し込み時に年齢確認書類の提出が必要です。
運転免許証や健康保険証などの身分証明書を準備しておきましょう。
設定が完了すると、着信時に相手の電話番号が画面に表示されます。
不明な番号からの着信も事前に確認できるため、安心して電話に出られるようになります。
70歳以上の方の無料適用条件
70歳以上の方がドコモ光のナンバーディスプレイの工事費を無料にするには、いくつかの条件を満たす必要があります。
まず、契約者本人が70歳以上であることが必要です。家族が代理で申し込む場合でも、実際に利用する方が70歳以上でなければ無料特典は適用されません。
申し込み時には年齢確認のため、運転免許証や健康保険証などの身分証明書の提示が求められます。
また、ドコモ光およびドコモ光電話の契約が有効であることも条件の一つ。
新規でドコモ光電話を申し込む方であれば、付加サービスの追加でナンバーディスプレイサービスを申し込むことが可能です。
さらに、対象となる電話回線は固定電話のみとなっており、携帯電話は対象外です。
申し込み方法は以下の通りです。
- ドコモショップでの店頭申し込み
- ドコモ光サービスセンターへの電話申し込み
- オンラインでの申し込み手続き
70歳以上の方なら、これらの条件を満たすことでナンバーディスプレイ工事費が無料になり、費用を抑えて導入できるでしょう。
まとめ:ドコモ光のナンバーディスプレイで快適な通信環境を
今回は、ドコモ光のナンバーディスプレイサービスについて知りたい方に向けて、
- 70歳以上の方への無料提供の詳細
- サービスの申し込み方法と利用条件
- 料金体系と他社との比較
上記について、解説してきました。
ドコモ光のナンバーディスプレイは、70歳以上の方だと発信者番号表示の工事費が無料になるお得なサービスです。
迷惑電話や営業電話に悩まされている方にとって、発信者の番号が事前に分かることで、安心して電話に出られるようになるでしょう。
申し込み手続きも簡単で、ドコモショップや電話で気軽に相談できます。
これまで電話対応でストレスを感じていた経験も、このサービスを活用することで大きく改善されるはずです。
快適で安心な通信環境を手に入れることで、日々の生活がより豊かになることでしょう。
ぜひドコモ光のナンバーディスプレイサービスを活用して、安心できる電話環境を実現してくださいね。