結論からお伝えすると、ドコモ光への転用日当日、いつ開通して何時から使えるか正確には分かりません。
そのため準備だけはしっかりしておいて、ご自身で開通確認するしか知る術はないのです。
そこでこの記事では、ドコモ光の開通を確認する方法や、繋がらない原因などご紹介していきたいと思います。
「転用は何時から使えるのか」「開通はどうやってわかるのか」といった疑問をお持ちなら、きっと参考になるはずです。
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転用当日にドコモ光の開通を確認する方法
- ONUのPONランプが緑点灯=物理層の開通確認
- ルータのインターネットランプ点灯=論理接続完了
- PCでサイト表示テスト=実利用可否を最終確認
ドコモ光へ転用した当日は「いつからネットが繋がるのか」が最大の関心事です。
事前に届く「開通のご案内」には回線切替予定時刻が記載されていますが、実際には9時〜17時の間で順次切替が進むため、必ずしも書面通りの時刻とは限りません。
切替が完了したかどうかを確認する最も確実な方法は、ONU(回線終端装置)の「PON」ランプが緑点灯に変わっているかを見ることです。
さらにWi-Fiルータの「インターネット」ランプが点灯していれば、光回線側は正常に開通しています。
LANケーブルで直接PCを接続し、ブラウザで適当なサイトを開いてレスポンスがあるかをテストするとより確実です。
もしアクセスできなくても慌てず、ルータの再起動やPPPoE/IPv6の設定反映に数分〜30分程度要するケースが多いので、時間を置いてから再確認しましょう。
ドコモ光の開通日に繋がらない原因と対処法
開通日当日なのにインターネットへ接続できない場合、その多くが機器設定か配線の見落としに起因します。
とくに転用は宅内機器を流用しご自身で作業するため「以前はこうだった」という先入観がトラブルシューティングを難しくします。
以降の三つの原因を順に点検すれば、ほとんどのケースで自力復旧が可能になるでしょう。
原因1.ONUやWi-Fiルータへの接続不良
フレッツ光→ドコモ光への転用ではONU(回線終端装置)はそのまま流用されますが、光ケーブルやLANケーブルが緩んでいるとリンクアップしません。
コネクタを抜き差しし、カチッと音がするまで差し込めているか確認しましょう。
また、ONUとWi-Fiルータ間のポートを誤接続している例も案外多く見られます。
ONU側は必ず「UNI」や「LAN」などと書かれたポート、ルーター側は「WAN」ポートへ接続してください。
それでも点灯しない場合は電源の入れ直し(開放10秒→再投入)でリンクが復旧することがあります。
- ケーブルは根元から差し直す
- ONU→ルータはLANケーブルの取り回しに注意
- 再起動は電源プラグを抜いて10秒ほど待つ
原因2.プロバイダ接続ID/パスワード入力誤り
PPPoE方式のプロバイダでは、転用後に新しい接続ID(ユーザID)と認証パスワードが発行されます。
フレッツ時代のIDをそのまま残していると「認証失敗」のまま接続できません。
ドコモ光プロバイダから届くメールや書面を確認し、英数字の大文字小文字を正確に入力し直しましょう。
IPv6(IPoE)接続を選択した場合でも初回はルータ再起動で設定プロファイルがダウンロードされるまで最長30分程度かかる場合があります。
原因3.端末側のWi-Fiパスワード未登録
ONUやルーターが正常でも、スマホやPCで新しいWiFiルータのSSIDとパスワードを登録しないと接続はできません。
WiFiルータを流用する場合ならSSIDとパスワードを履歴から削除してしまうと接続エラーになります。
特にファームウェア更新後は再入力を求められることがあるので、ルータ側面や背面のラベルまたは設定画面で正しい暗号化キーを再入力してください。
ドコモ光転用開通後にやること
開通確認が取れたらすぐに終わり…ではありません。
フレッツ光時代に契約していたオプションやレンタル機器は、転用後に自動解約されないものあるので、放置すると二重課金が続きます。
特にIPv6オプション、メールアドレス追加、ひかり電話チューナーなどは別途解約手続きが必要な場合がほとんどです。
以下の3ステップを目安に最短で当日中に片付けておくと安心です。
1.フレッツ光プロバイダでIPv6解約
フレッツ光で独自にIPv6(IPoE)サービスを契約していた場合、ドコモ光では同種のサービスが利用できます。
IPv6サービスは旧プロバイダによっては翌月も課金される恐れがあるため、必ずマイページか電話で解約申請しましょう。
なお、解約後もメールアドレスなどの契約は継続できる場合がありますので必要に応じて残すサービスを選択してください。
2.フレッツ光プロバイダの解約
フレッツ光で利用していたプロバイダによっては、ドコモ光に転用すると別カウント扱いになる場合があります。
要するにプロバイダは継続利用するような形になるわけです。従来の契約を残しておく理由がないなら早めに完全解約しておきましょう。
違約金が掛かる場合でも、ドコモ光の転用特典としてキャッシュバックで相殺できるケースがあるため、キャンペーン適用条件も併せて確認してください。
3.レンタル品があれば返却手続き
NTT東西からレンタルしていたホームゲートウェイや無線LANカードは、転用後も返却しない限り月額利用料が継続します。
不要であれば手続きを行い、NTTから送付される返却キットに沿って期日までに発送しましょう。
期日を過ぎると機器代金の請求や損害金が発生する場合があるので、段ボールに緩衝材を入れて破損しないよう発送するのがポイントです。
ドコモ光転用当日の流れ
転用当日は立ち会い工事がない「無派遣工事」が基本です。
午前9時頃から局舎側で切替作業が始まり、順次ONUに信号が届きます。
平均的には昼過ぎ(12時〜15時)に切替完了となる例が多いですが、繁忙期は17時頃になるケースも珍しくありません。
ご自身でルータを用意されている方は事前にISP設定を済ませ、それ以外の方はONUとルータの電源を入れたまま待機します。
切替完了と同時に自動で設定・接続されるため、ユーザー側の作業は最小限で済みます。
ONUとルータのランプが正常になっていることを確認できたら有線は挿すだけ、無線は端末側でSSIDとWi-Fiパスワードを登録することで利用が開始できます。
ドコモ光転用時に利用できるキャンペーン
申込窓口 | 10ギガ | 1ギガ |
---|---|---|
ドコモ公式 | 2,000ポイント進呈 | 15,000ポイント進呈 |
@nifty | 35,000円還元 | 20,000円還元 |
GMOとくとくBB | 30,000円還元 | 10,000円還元 |
※:ポイントとはdポイント(期間・用途限定)
ドコモ光では転用ユーザー向けにポイント進呈、プロバイダではキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
転用時期によっては、あるいはプロバイダ解約による違約金が発生する場合もあるでしょう。
その場合は、上記のキャンペーン特典を活用し乗り越えるといいでしょう。
ドコモ光転用時によくある質問
最後に、転用手続き中に問い合わせの多い疑問をQ&A形式で整理しました。
スケジュール調整から速度改善まで、実体験に基づく回答で不安を解消しましょう。
Q1.転用開通日の変更は可能ですか?
7日前までなら「ドコモ光工事日お手続きサイト」で変更が可能です。
6日前から前日15時までは、ドコモ光サービスセンターへ電話し相談してみましょう。
Q2.ルーターはレンタルと購入どちらがお得ですか?
10ギガと1ギガでお得度は変わります。
なぜなら1ギガのレンタルルータは、ほとんどのプロバイダで高性能モデルを無料で貸出ているからです。
一方10ギガの場合は、レンタルを探すほうが難しいかもです。
故障リスクや最新規格対応を考慮し、3年以上使う予定なら購入してもいいでしょう。
Q3.ドコモ光に転用後、開通案内は届きますか?
利用開始後にドコモ光設置住所あてに送付されます。