結論からお伝えすると、おてがる光からドコモ光の乗り換えに使えるキャンペーンはいくつかあります。
そこで今回、おてがる光からドコモ光への乗り換え手順とともに、事業者変更でも使えるドコモ光キャンペーンもお伝えできればと思います。
事業者変更では違約金や工事費残債が心配のタネとなりますが、読み進めていただければ、その不安もきっと解消されるはずです。
よかったら参考にしてみてください。
たとえば回線だけを契約するならNNコミュニケーションズ、光回線以外のサービスにも同時加入するならGMOとくとくBBを選ぶといいでしょう。
※:とくに注記がない限り、価格はすべて税込表示です。
※:掲載内容は更新日時点の情報で、最新と異なる場合があります。
おてがる光からドコモ光の乗り換え手順
事業者変更は「おてがる光→ドコモ光」の順番で手続きを進めるのが鉄則です。
以下の7ステップを順番に完了させれば、おおむね最短1~2週間程度で切替えが完了し、スマホとのセット割や各種キャンペーンを申し込みや受け取りができます。
事前に流れを押さえておけばネットが使えない空白期間を作らずに済みます。
ステップ1.おてがる光で事業者変更承諾番号を取得
依頼方法 | 事業者変更承諾番号の発行相談フォームより依頼 |
---|---|
発行までの日数 | 相談フォームより申請し3営業以内に入力したメールアドレス宛てに事業者変更承諾番号の発行に関する案内が届く |
有効期限 | 取得した事業者変更承諾番号の有効期限は14日間 |
おてがる光の事業者変更承諾番号は、相談フォームより申請し最大で3営業日待ちます。
とくに繁忙期はまるっと掛かる恐れがあるので早めの依頼がおすすめです。
ステップ2.ドコモ光をプロバイダまたは代理店で申し込む
おてがる光で事業者変更承諾番号を取得したら、ドコモ光提携プロバイダまたは正規代理店で申し込みを行います。
申し込みはWEBからのエントリーと電話での申込確認がワンセットになっています。
そのため、申込みページで必要事項を入力すると同時に連絡希望日時の選択が求められます。
ステップ3.申込窓口から確認の電話を受け取る
ステップ2で指定した日時にオペレーターから電話が入ります。
おてがる光で取得した事業者変更承諾番号を伝えるとともに疑問や不明点があれば質問するといいでしょう。
キャッシュバック申請手続きが不要な代理店では、このステップで振込先の口座情報も聞かれるので、対象の代理店であれば事前に準備しておくとスムーズです。
ステップ4.開通案内や契約書類を受け取る
参考画像:2019年当時のドコモ光重要事項説明書
申し込みが完了すると1週間くらいで開通案内や契約書類が届きます。
おてがる光からの乗り換えでは、派遣工事が発生しないので開通案内でドコモ光への切替日を確認します。
同時にプロバイダからも会員登録証が届きます。そこには接続情報やメールアドレスなどが掲載されています。
ネットでは最新情報に埋もれてしまうこともありますが、簡単で確実なのは手元の契約書類で確認すること。そのためにも紛失しないように注意しましょう。
ステップ5.ルータの再設定または交換を行い利用開始
おてがる光からドコモ光の乗り換えでは、ルータの再設定または交換が必要になります。
開通ガイドに従って作業を済ませておきます。自前ルータならドコモ光に合わせ設定まで必要となりますが、ドコモ光プロバイダのレンタル品なら基本正しくケーブルを接続するだけ。
ONUとルータのランプ状態の正常性が確認できたら、端末側でWi-Fiパスワードを再設定すれば利用開始できます。
たとえば、ドコモ光プロバイダで人気のGMOとくとくBBの場合、以下のいずれかの方法でWiFiルータのレンタル手続きが行えます。
- SMSで手続き
- 会員サイトで手続き
- 申込フォームから手続き
どのルータを選んだらいいかお困りなら、「GMOとくとくBBのレンタルルータどれがいい?」の記事が参考になると思います。
ステップ6.おてがる光へレンタル品を返却する
ドコモ光が開通するとおてがる光は自動解約となるため、レンタル品の返却を行います。
レンタル品として考えられるのがWi-Fiルータです。おてがる光では基本、機器回収キットが送られてくれるのでそれに従って処理しましょう。
未返却や故障・破損の場合は、違約金の対象となるため注意しましょう。
ステップ7.ドコモ光キャンペーンの特典申請と受け取り
最後に、申し込み窓口が実施しているキャッシュバック等のキャンペーンの受け取り手続きを行います。
例えばGMOとくとくBB経由なら、開通月を含む4か月目に案内メールが届き指定口座を登録。翌月には現金が振り込まれる仕組みです。
期限までに専用フォームで申請しないと無効になるプロバイダも多いため、開通後すぐに条件とスケジュールを確認しておきましょう。
受取完了までフォローしてくれる代理店を選ぶと、申請漏れを防げて安心です。
おてがる光からドコモ光の乗り換えで発生する費用
事業者変更は新規契約よりもコストが抑えられるとはいえ、おてがる光側とドコモ光側の双方でいくつかの費用が発生します。
あとから想定外の出費に驚かないようにしましょう。
1.おてがる光で発生する費用
費用項目 | 発生費用 |
---|---|
解約金 | なし |
解約月の月額料金 | 日割りなし、満額請求 |
工事費 | 残金があれば一括支払 |
※:契約成立日が2022年7月1日以降の場合
おてがる光を事業者変更で解約する場合、工事費の残債があるかどうかで負担額が変わります。
解約月の月額料金は満額。オプションに加入している場合は利用料もまとめて請求される点にも注意しましょう。
事業者変更承諾番号の発行依頼前にマイページで確認し、どこまでが確定コストなのかを洗い出しておくことが大切です。
2.ドコモ光で発生する初期費用
費用項目 | 発生費用 |
---|---|
契約事務手数料 | 4,950円 |
工事費 | 基本無料 |
初月の月額料金 | 日割り計算 |
ルータ費用 | レンタル:無料~550円程度 購入:7,000円~15,000円程度 |
※:プラン変更や追加工事がない場合
ドコモ光に事業者変更し契約する場合、新規工事費は不要ですが『契約事務手数料4,950円』は必ず発生します。
しかし、マンションで設備が古いケースや、10ギガプランへアップグレードを行うケースでは追加工事が発生します。そうなれば当然、別途工事費が掛かります。
自前ルータを持っていない方やIPv6非対応の古い機種しかない方は、レンタル費用または購入費用を見込んでおくと安心です。
3.場合によっては発生する費用
通常、請求されることはありませんが、場合によっては発生する費用がおてがる光にはあります。
- 無線LANルータ未返却による違約金
- 増設用無線LANカード未返却による補償金
- 事業者変更承諾番号の発行手数料3,300円(2022年6月以前に契約の場合)
おてがる光でレンタル機器を期日内に返却しなかった場合、未返却による違約金が発生します。
また返却した機器が故障や破損していた場合は、修理交換料金の請求対象となる場合があります。
該当する方は思わぬ追加出費にならないためにも丁寧に梱包してから発送するようにしましょう。
また機器間違い、送り先間違い、期限までに未達も未返却扱いとなる場合がある点も注意です。
おてがる光からドコモ光へ乗り換えるときの3つの注意点
ここからは、おてがる光からドコモ光へ乗り換えるときの注意点について3つ紹介していきます。
それでは、順番に解説していきますね。
注意点1:おてがる光の解約は即日ではない
おてがる光は、事業者変更承諾番号を申し込んだ当日に退会できるわけではありません。
事業者変更が完了した月の翌月末日での退会となります。その間、月額料金が継続して発生するので注意しましょう!
オプションも同様の扱いとなるため注意しましょう。
注意点2:ルータをそのまま使う場合対応品か確認が必要
いまお使いのWi-Fiルータがご自身で用意した機器で、ドコモ光に乗り換え後もそのまま使う場合は注意が必要です。
というのもドコモ光プロバイダでIPv6接続方式が変わるかもしれないからです。
おてがる光のIPv6サービスはクロスパスによる提供たっだのに対し、ドコモ光プロバイダではクロスパス以外の可能性があります。
そのためドコモ光で加入するプロバイダのIPv6サービスを確認の上、お持ちのWi-Fiルータが対応しているかどうか確認しましょう。
注意点3:IPv6接続の開始まで時間がかかる可能性がある
おてがる光でIPv6オプションを利用していた場合、ドコモ光に乗り換えてもすぐにIPv6通信ができない可能性があります。
なぜなら、おてがる光でIPv6を解除してくれないと、ドコモ光(正確にはプロバイダ)で開始手続きができないからです。
そのため乗り換えたあと、しばらくの間IPv6接続による通信が行えない可能性があるので注意しましょう!
おてがる光からドコモ光に切り替える5つのメリット
ここからは、ドコモ光に乗り換えることで得られるメリットを詳しく解説します。
具体的には以下の5つです。
乗り換えの決め手に役立つ情報として参考にしてみてください。
メリット1.新規よりも短期間で開通できる
事業者変更は既設の光回線をそのまま使えるため、宅内工事が原則不要です。
その結果、申し込みから早ければ7日、平均でも10〜14日で開通でき、新規で契約するよりもリードタイムを最小限に抑えられます。
引越しシーズンの2〜3月や9月は工事枠が逼迫する傾向にありますが、事業者変更ならその影響を受けにくい点が大きな利点となります。
メリット2.プロバイダが選べるようになる
おてがる光ではプロバイダに選択の余地はありませんでしたが、ドコモ光では20社以上から自由に選択できます。
それにプロバイダ一体型のサービスなので料金は一律のままです。
高性能ルータの無料レンタルやセキュリティソフト、メールアドレスなどプロバイダ各社で独自の特典があるため、自分の利用スタイルに最適化した環境を構築できます。
回線速度に定評のあるGMOとくとくBBや、オプション不要で高額キャッシュバックのniftyなど、比較検討の余地が大きいことも魅力です。
結論からお伝えすると、ドコモ光10ギガプロバイダは「GMOとくとくBB」「OCNインターネット」「@nifty」のいずれかがおすすめです。 その理由は、特典が豊富で速度も速いからです。 ドコモ光10ギガプロバイダの主な違いは、特[…]
ドコモ光のタイプAプランでは、新規申込が可能なプロバイダは17社あります。 その内、おすすめなのは以下の3社です。なぜなら利用者の評判・通信速度・特典が他のプロバイダよりも優れているからです。 GMOとく[…]
メリット3.docomoの対象プランなら利用料が安くなる
料金プラン | 割引額(毎月) | |
---|---|---|
ドコモ MAX/ドコモ ポイ活 MAX/ドコモ ポイ活 20/ドコモ mini | 1,210円 | |
eximo | 1,100円 | |
irumo | 3GB~ | 1,100円 |
5Gギガホ プレミア/5Gギガホ | 1,100円 | |
ギガホ プレミア/ギガホ | 1,100円 | |
5Gギガライト/ギガライト | 3GB超~ | 1,100円 |
1GB超~3GB | 550円 |
※:ドコモ光が定期契約プランの場合
ドコモスマホで『ドコモMAXシリーズ』『eximo・irumoシリーズ』『5Gギガホ・ギガホシリーズ』など対象プランを契約している人は、スマホ利用料がずっと安くなります。
その理由は、ドコモ光セット割が適用されるから。期間中は1台あたり毎月最大1,210円もの割引になり、ファミリー割引グループを組んでいる場合はさらに総額を圧縮できます。
たとえば合計3回線なら年間最大43,560円の節約になるため、トータル通信費の最適化を目指すなら大きなメリットです。
メリット4.キャッシュバックが受け取れる
提携プロバイダや正規代理店を経由すれば、10,000円〜100,000円ほどの高額キャッシュバックの特典対象になります。
たとえば、おてがる光で発生した解約月の月額料金やドコモ光乗り換え時に必要な新ルータ購入費に充当すれば、実質コストゼロで乗り換えられる可能性も高まります。
申請方法や振込時期は代理店ごとに異なるため、必ず公式ページで条件を確認し、期日をカレンダーなどにメモするなどしておくと安心です。
メリット5.dポイントが貯まりやすくなる
ドコモ光に乗り換えるとdポイントが貯まりやすくなります。
というのもドコモ光は、dポイントクラブ優待サービスに含まれているからです。
通常ドコモ光の利用料は、1,000円(税込)ごとにdポイントが1%(10ポイント)付与されます。
しかし支払をdカードGOLD以上にすることで、その還元率は最大20倍もアップするのです。
さらに、d払いアプリやdショッピングでの決済と組み合わせると、生活費全体で効率的にポイントを獲得でき、実質的に家計負担を軽減できます。
乗り換えに活用できるドコモ光公式キャンペーン
特典 | プラン | 特典詳細 |
---|---|---|
ワンコインキャンペーン | 10G | 2年定期契約の新規申込で、最大6ヶ月目まで月額基本料500円 |
他社からの乗り換え補助 | 10G/1G | 他社違約金のうちdポイント(期間・用途限定)最大25,000pt進呈 |
新規工事料実質0円特典 | 10G/1G | 新規工事料相当のdポイント(期間・用途限定)を24回にわけて進呈。2年利用すると全額分が相殺でき実質0円となる。 |
ドコモ光では公式キャンペーンとして『dポイント最大25,000pt還元』の乗り換え補助特典を実施しています。
これに加えてプロバイダや代理店の独自キャッシュバック特典を上乗せする形が一般的です。
またメリット5でも触れたようにdカードGOLDで支払うようにしたり、他にもSDGsなドコモでんきGreenを組み合わせる方法でお得度をアップさせることもできます。
ドコモ光は併用可能な施策も多いので、申込前に必ず最新情報をチェックし、合計いくら得になるか試算しておきましょう。
ドコモ光の申し込みにおすすめなプロバイダおよび代理店
プロバイダ | 最大特典額 | お得度が高くなる人 |
---|---|---|
GMOとくとくBB | 115,000円 | ひかりTVやDAZNなど映像サービスも検討している人 dカードやドコモでんきの申込を検討している人 |
OCNインターネット | 56,500円 | ネット関連機器の購入や買い替えを検討している人 |
@nifty | 35,000円 | ネット回線のみの申し込みを検討している人 |
NNコミュニケーションズ | 35,000円 | ネット回線のみで検討していて翌月には振込が欲しい人 |
dカードやドコモでんき、映像サービスを同時加入するなら『GMOとくとくBB』で高額キャッシュバックが受け取れます。
光回線のみ申し込むなら、特典申請手続きが不要な『NNコミュニケーションズ』が人気で開通後、最短1ヶ月で振込されます。
特典の受取方法、振込時期、オプション加入条件を比較したうえで、自分にとって最もリスクが低くリターンが大きい窓口を選びましょう。
おてがる光からドコモ光に乗り換えるときによくある質問
最後に事業者変更による乗り換えでよくある質問についてまとめてみました。
Q1.ドコモユーザーじゃなくてもドコモ光に乗り換えできますか?
ドコモユーザー以外でもドコモ光に乗り換えることはできます。
ただメリットは、ほとんどありません。スマホがドコモじゃないならドコモ光以外のほうが月々安くなる可能性が高く、GMO光アクセスあたりがおすすめかもしれません。
興味があれば、「ドコモ光ととGMO光アクセスどっちがおすすめ?」の記事も参考にしてみてください。
Q2.おてがる光からドコモ光に乗り換えるデメリットは何ですか?
主なデメリットは、月額料金が高くなる、おてがる光独自サービスの利用不可、切替直後のIPv6開通遅延リスクの3点です。
ただし、docomoスマホユーザーであればセット割で相殺できる場合が多く、デメリットよりメリットの方が大きいケースが目立ちます。
Q3.おてがる光からドコモ光に変更するにはどのくらいの期間が必要ですか?
宅内工事が不要なケースで最短7日、平均で10〜14日です。
マンション設備の都合で工事が入る場合は、内容にもよりますが2〜3週間を見込んでおくと安全です。
Q4.おてがる光の解約手続きは別途必要ですか?
不要です。事業者変更承諾番号を使ってドコモ光が開通した時点で、おてがる光は解約となります。
ただし、レンタル機器がある場合は返却が別途必要なので注意してください。
Q5.おてがる光からドコモ光に戻せますか?
再度事業者変更手続きでおてがる光へ戻すことは可能です。
ただし、ドコモ光の解約金やおてがる光の再契約事務手数料が発生し、キャッシュバック特典は適用対象外となることが多い点に留意しましょう。