この記事では、ぷらら光からドコモ光の乗り換え手順について解説しています。
と同時に、乗り換えるメリットやデメリットになりそうな注意点なども合わせてお伝えできればと思います。
読み進めていただければ「乗り換え手順が知りたい」「乗り換えるとどれくらいお得か」といったお悩みがきっとクリアになるはずです。
よかったら参考にしてみてください!
LeminoやDAZNなどの映像サービスやdカードもまとめて申し込むならGMOとくとくBB、単純に回線だけの申し込みならNNコミュニケーションズを選ぶとよりお得になります。
※:特段記載がない限り、価格はすべて税込み表記です。
※:2025年8月26日時点の情報で、最新のものと異なる場合があります。
ぷらら光からドコモ光へ乗り換える手順を6ステップで解説!
ぷらら光やドコモ光は、光コラボというサービス形態です。そのため、事業者変更という手段を使った乗り換え手順を紹介していきます。
具体的にはつぎの6ステップです。
それでは、順番に説明していきますね。
STEP1:ぷらら光で事業者変更承諾番号を取得する
| 申込に必要なもの | ユーザーID、パスワード | 
|---|---|
| 申込窓口 | マイページより申込、事業者変更承諾番号を取得 | 
| 申込時の注意点 | メールアドレスを継続する場合は、お問い合わせフォームより連絡が必要 | 
ぷらら光の事業者変更承諾番号は、マイページより取得します。
マイページログイン後、「利用状況照会」から取得するのですが、取得方法に不安のある人は、「事業者変更承諾番号を取得したい」を参考にしてみてください。
ちなみにぷらら光では、事業者変更手続きに3,300円の手続き費が発生します。
STEP2:プロバイダまたは代理店からドコモ光に申し込む
ぷららで事業者変更承諾番号を取得したら、プロバイダまたは代理店経由でドコモ光を申し込みます。
プロバイダや代理店独自の特典対象になる上に、ドコモ公式特典も併用して受け取れるからです。
窓口はプロバイダなら「GMOとくとくBB」が、代理店なら「NNコミュニケーションズ」が、いまは特典が充実していてオススメです。
ともに申し込み後、折り返しの確認電話があるので、希望日時を3つくらい用意しておくといいでしょう。
STEP3:オペレータから申し込みの確認電話を受ける

ステップ2で指定した日時にプロバイダ(または代理店)のオペレーターから電話があります。
その際に、ステップ1で取得しておいた事業者変更承諾番号をオペレーターに伝えます。
これでドコモ光の申し込みは完了です。プロバイダ(または代理店)よりNTTドコモにお客さま情報が連携されます。
ステップ4:契約書類や開通のご案内を受け取る

参考例:2019年当時の会員登録証
上記は2019年にプロバイダのGMOとくとくBBから送られてきたものですが、このような書類がドコモとプロバイダの両方から届きます。
その中の1つに開通案内があり、ぷらら光からドコモ光に切り替わる日が掲載されています。
契約書類なので受け取ったら大切に保管しておきましょう。
STEP5:機器を交換し再設定・利用開始

ONUとWiFiルータの接続例
開通当日はぷらら光で利用していたWiFiルータと、ステップ4で準備しておいた新しいWiFiルータを交換します。
上記の画像はボク自身が実際に接続した様子なんですが、最終的に、このような形になっていればOKです!
あとはルータが交換されているのでWiFiパスワードが変更になります。
端末側(たとえばスマホなど)で交換したWiFiルータを選択し新しいパスワードを登録すれば利用が開始できます。
STEP6:ぷららでレンタル品があれば返却する(該当者のみ)
乗り換え元となるぷらら光でレンタル品があれば、期限前に指定場所へ返却します。
レンタルしているのが最も多いと思われるのはWiFiルータです。
補償金の対象となる可能性もあるため、しっかり確認し適切な処理を行いましょう!
乗り換え時に必要な事業者変更承諾番号とは?
ぷらら光からドコモ光への乗り換えには事業者変更という方法を使いますが、その際に必要なのが事業者変更承諾番号になるのです!
光コラボレーション(通称:光コラボ)というサービスモデル同士による乗り換え時に利用できる方法で、ぷらら光以外にもたくさんの企業が参入しており代表的なのはつぎの5つです。
- ドコモ光
- ソフトバンク光
- GMOとくとくBB光
- ソネット光
- ビッグローブ光など
通常は派遣工事も不要なので、新規工事ほどの料金は掛からないですし、工期も繁忙期でもなければ2週間前後で開通するのです!
ぷらら光からドコモ光に乗り換えると、どれくらいお得?
ぷらら光からドコモ光に乗り換えた場合、どれくらいお得になるのでしょうか。
ドコモユーザーがドコモ光に乗り換えることを前提とするなら、結果は以下のようになります。
ドコモ光に乗り換えると、ひと月あたり660円お得になる
ホームタイプの場合
| ぷらら光 | ドコモ光 | |
|---|---|---|
| 戸建の月額料金 | 5,280円 | 5,720円 | 
| セット割 | なし | -1,100円 | 
| ひと月あたりの通信費 | 5,280円 | 4,620円 | 
マンションタイプの場合
| ぷらら光 | ドコモ光 | |
|---|---|---|
| 集合の月額料金 | 3,960円 | 4,400円 | 
| セット割 | なし | -1,100円 | 
| ひと月あたりの通信費 | 3,960円 | 3,300円 | 
戸建でもマンションでも、ひと月あたり660円安くなり、仮にこの先2年間利用することを想定すると…
ぷらら光のまま使い続けると、1.5万円以上余分に支払が発生することになるのです!
ドコモ光に乗り換えると、通信速度も速くなる可能性がある
| ぷらら光 | ドコモ光 | |
|---|---|---|
| 下り平均速度 | 302.14Mbps | 459.59Mbps | 
| 上り平均速度 | 198.25Mbps | 405.73Mbps | 
ぷらら光からドコモ光に乗り換えると通信速度が速くなる可能性があります。
その理由は、平均値でドコモ光のほうが優勢だからです。
そもそもぷらら光は新規受付はすでに停止していて、逆にドコモ光は10ギガに注力しているわけで…。
その差が、もしかしたら通信速度となって現れているのかもしれませんね。
ドコモ光乗り換え時にデメリットになりそうな3つの注意点
ここまででは、ぷらら光からドコモ光に乗り換えるとどれくらいお得なのか解説してきましたが、良いことばかりではありません。
そこでここからは、デメリットになりそうな注意点を3つご紹介したいと思います。
それでは、1つひとつ解説していきますね。
注意1:セット割が適用されないと通信費が高くなる
| ぷらら光 | GMO×ドコモ光 | 乗換による差額 | |
|---|---|---|---|
| 1ギガ 戸建タイプ | 5,280円 | 5,720円 | +440円 | 
| 1ギガ 集合タイプ | 3,960円 | 4,400円 | +440円 | 
| 10ギガ 戸建タイプ | ー | 6,380円 | ー | 
| 10ギガ 集合タイプ | ー | 6,380円 | ー | 
「ドコモ光に乗り換えると、ひと月あたり660円お得になる」の見出しでは、ドコモ光に乗り換えるとセット割の適用により月660円安くなることをお伝えしました。
ただ逆にいえば、セット割が適用されないと乗り換えても通信費は安くなりません。というかむしろ、高くなります。
よってスマホがドコモじゃない人、あるいはドコモユーザーでもセット割の対象となるプランに加入する予定のない方の乗り換えはオススメしません。
注意2:ぷらら光で事業者変更に伴う手数料3,300円が発生する
ぷらら光からドコモ光へ事業者変更した場合、手数料として3,300円が後日請求されます。
これは事業者変更承諾番号を発行したことではなく、乗り換えたことによる事務手数料になります。
注意3:ぷらら光で契約していたサービスの継続利用や再加入ができなくなる
ぷらら光からドコモ光に乗り変えた時点で、ぷらら光は解約となります。
そのため、ぷらら光で契約していたオプション等のサービスの継続利用はできなくなります。
乗り換えることで継続利用できなくなる、ぷらら光の主なサービスは以下になります。
- メールサービス(メールアドレスのみ継続は可能)
- セキュリティサービス
- ゲーミングオプション
- ダイナミックDNSサービス
- サポート系オプション
なお、ぷらら光は2022年6月30日をもって新規受付は終了しているため、一度解約すると再加入できなくなる点にも注意しましょう!
ぷらら光からドコモ光に乗り換える5つのメリット
ここからは、ぷらら光からドコモ光へ乗り換えるメリットについて紹介していきます。具体的にはつぎの5つです。
それでは、順番に解説していきますね(興味のある項目をクリックすると、その見出しまで飛べます)。
メリット1:回線工事費がかからず乗り換えできる
ぷらら光からドコモ光に乗り換えるときは、派遣による回線工事は発生しません。
なぜなら、光回線自体はそのまま利用できるからです。
立会いも必要ないため、シフトを変更してもらう必要もなければ、わざわざ仕事を休む必要もないのです!
メリット2:家族全員のスマホ代が毎月割引になる
スマホがドコモで対象プランなら。という前提条件はつきますが、ドコモ光に乗り換えることで家族全員のスマホ代は毎月割引になるのです。
割引額は、「ドコモ光に乗り換えると、ひと月あたり660円お得になる」の見出しでも少し触れていますが、毎月最大1,210円。対象範囲は以下になります。
- 対象は三親等までの家族・親族
- 同居・別居は問わず
- 全国どこでも最大20回線
しかも、ここ重要ですが、割引は1回線あたり最大で1,210円。なので、家族や親族の中にドコモが多いほど皆が恩恵を受けられるのです!
メリット3:光回線の利用額もdポイント付与対象になる
続いてのメリットは、光回線の利用額もdポイントの付与対象になることです。
これまでドコモスマホの利用額に応じて付与されていたdポイントが、ドコモ光に乗り換えることによりスマホと光回線の両方が付与対象として計算されます。
dポイントは利用料金1,000円(税抜)につき1%分付与されるので、ドコモ光だけでも40ポイントは毎月貰えることになります。
ドコモ光に乗り換えることで、dポイントが貯まりやすくなるメリットがあるのです!
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メリット4:映像系オプションが充実している
ぷらら光からドコモ光に乗り換えることで得られる4つのメリットは、映像系オプションが充実していることです。
ぷらら光で提供している映像オプションは、「ひかりTV」しかありません。
しかしドコモ光では、「ひかりTV」は当然ですが、ドコモ光テレビオプションやスカパー、LeminoやDAZNなど映像系サービスが充実しているのです!
メリット5:プロバイダによっては特典が多くお得になる
5つ目のメリットは、プロバイダによっては特典が多くお得になることです。
というのも、ドコモ光はプロバイダが選べるようになっているため、各プロバイダが独自の特典を打ち出し顧客獲得を目指しているからです。
中でもおすすめなのは、ドコモ光向けキャンペーンが魅力のGMOとくとくBB。
冒頭でも少し紹介しましたが、専用サイトからの申込、かつ適用条件をクリアしていれば特典が付与されるというもの。
特典の中にはキャッシュバックも含まれるため、乗り換えでネックになりがちな違約金や残債などの費用の補填もできるのです。
ぷらら光からドコモ光に乗り換えるときによくある質問
Q1.ぷらら光からドコモ光への乗り換えにかかる費用はどれくらいですか?
ぷらら光では解約違約金+工事費の残債、事務手数料が、ドコモ光では契約事務手数料がかかります。
ただし、GMOとくとくBB経由で申し込みキャッシュバック特典を活用すれば解約違約金および工事費の残債請求が発生しても費用負担が軽くなります(またはゼロになる可能性も)。
Q2.乗り換える際に工事の立会いは必要ですか?
基本、派遣工事が発生しないため立会い不要です。
ただし、追加でオプション工事を申し込んだ場合は別途必要です。
Q3.乗り換えは事業者変更と解約新規どちらがお得ですか?
通常は事業者変更のほうがお得です。
なぜなら、派遣工事が発生しないため工事費が安い上に工期も短く、通常は2週間程度で開通できるからです。
Q4.ドコモ光公式ではキャンペーンはやってますか?
工事費無料とdポイント付与のキャンペーンを開催しています。
ただし、プロバイダ経由で申し込んでも公式特典は適用されるため、ドコモ光の申込はプロバイダ経由のほうがお得です。
Q5.インターネットが使えない期間は発生しますか?
光回線やONUなどの機器はそのまま使えるため、不通期間は基本発生しません。